吹奏楽編成標準化の定着
吹奏楽コンクール課題曲、バンドジャーナル、ニューサウンズ・イン・ブラスの楽器編成を見てくると1971年(昭和46)頃にそれまで散見されていたホルン(アルト・メロホン)inE♭の楽譜が徐々に消えていったことがわかります。これはニッカン(ヤマハ)のフレンチホルンが各団体に導入され、メロホン(アルト)が使われなくなっていったことと深く関わっていると思われます。それとほぼ同時期に全国各地に毎月およそ10万冊の付録楽譜を配布していたバンドジャーナルの「パート譜のページ数を少なくする」