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1種類のスパイスでも作れちゃう本格カレー

昨今スパイスカレーブームですよね!

本屋に行けばスパイスカレー本のコーナーがあるくらい、ここ数年でたくさんのレシピ本が出版されていませんか?

作ってみようかな…と本を手にとるんだけど、なんかやっぱりむずかしそう…
玉ねぎを炒めるのが時間かかるしめんどうくさい…。

ですが作ってみると、意外とカンタンに本格的なスパイスカレーが作れちゃうんです。

扇風機のリモコン写り、失礼w

これ、1種類のスパイスだけで作りました

スパイスカレーのイメージ

作るなんて敷居が高いと言うか、小むずかしそうなイメージ。
本格的なカレーは本場の人が作るお店で食べるもの。
わたしもそう思っていました。

ですがある日、本屋で目にとまった一冊の本が「作れるかも…」という気持ちにさせてくれたのです。

印度カリー子ってどうよ…。
いやいや、そんな名前あるぅ?なんて思いましたけど、マンガになっているので見ているだけでもなんか楽しい。

が、しかーし!
本を買ったものの作るまでに半年以上はかかったと思います。笑

特別材料が多いわけでもないし、具材としてはチキンだけ。
ただそこに、普段使うことのないスパイスがあるだけ。

最初は混ぜる順番もわかりませんから、閉じてしまう本を開きなおしては何度も確認しながら必死な思いで作りました。

はじめて完成したスパイスカレーは、まるでお店の味のようでした。

それから何度か作りましたが、一回一回の間が何ヶ月と空いてしまうのです。
毎週末にでも食べたいと思うんだけど、どうしてもめんどうに感じてしまって…。

それは手順を把握しきれていないから。
それとスパイスカレーを作るいちばんのポイント、焦がし玉ねぎを炒めるのに時間がかかるという理由からでした。

料理人は玉ねぎをあめ色になるまで炒めることを平気な顔(料理人だしね)でしていますけど、アレって至難のワザだと思います。

このスパイスカレーでは玉ねぎをあえて焦げるまで炒めるんですから。
焦がした玉ねぎをベースにカレーができあがっていくのです。

このちょっとめんどうな作り方。
ですがコツさえわかれば、意外とカンタンに作ることができます。

スパイスは1種類でも上等

そこで長月流!
ハードルをもっと下げて、1種類のスパイスでもおいしく作れますよ!
という考案をさせていただきます。

スパイスカレーはその名の通り何種類ものスパイスで作る、というイメージがあるような気がします。

印度カリー子さん推奨は「タ・ク・コ」

  • ーメリック

  • ミン

  • リアンダー

この3種類のスパイスを使ったレシピが掲載されています。
(これらはおそらく100均ショップでも揃うと思います)

先日テレビで放送していたララLIFEのカレーの回では、「チ・ク・タ」でした。

  • リペッパー

  • ミン

  • ーメリック

人それぞれ、調合するスパイスがちがうんですね!

わたしは印度カリー子さん推奨のスパイスで作りましたから、冷凍庫には常にタクコの3種類を揃えていました。
ですがある日、中途半端に残っているスパイスの保存容器がガチャガチャと邪魔になったので捨てたんです。(え?)

そしてかなり日を空けてスパイスカレーが作りたくなったとき、たまたま冷蔵庫にあったカレー粉。

「もしかしてコレだけでできるんちゃうん!」
と、閃いたワケです。

この1種類だけ!
GABAN 純カレー

わたしはこのスパイス1種類だけで作りました。
それでもおいしいカレーが作れると断言したいくらいです!

材料:2人分

この他に、ヨーグルト・チキン、水
  • 玉ねぎ1個 みじん切り

  • トマト1個 ザク切り

  • ショウガ・ニンニク ひとかけ分 みじん切り

  • カレー粉 小さじ3(すりきりできっちり計ろう)

  • 塩 小さじ1

  • ヨーグルト 100g(画像になし)

  • 水 100ml(画像になし)

  • 鶏肉 1枚(画像になし)

  • 塩 分量外


*トマトはホールトマトやカットトマト缶でも代用可
*ショウガ・ニンニクはチューブタイプでもOK!
*カレー粉はお好みのもの、もしくはーメリック・ミン・リアンダー 各小さじ1)
*肉類はお好みでOK!(ひき肉だと火の通りがはやくキーマカレーになる)

作り方

野菜を刻む時間を省けば30分ほどで完成すると思います。

サラダ油を熱し、ニンニク・ショウガを弱火で1分ほど炒める
玉ねぎを加え、強火にして炒める
約8~10、焦げ茶色になるまで炒める
ここがスパイスカレーを作る最大のポイント!
強火のまま、トマトを加える
もうカレーっぽい!
トマトがつぶれ水分が飛んで、ひとまとまりになるくらいまで炒める
(鍋底の焦げをこそぎ取りながら)
弱火にしてスパイスと塩を加えて1分ほど炒める
スパイスカレーの素が完成
(この状態で冷凍しておくと、食べたい時にサッと作ることができます)
鶏肉と水を加えて、少し火を強める
煮立ってきたら弱火にし、フタをして10分煮込む
最後にヨーグルトを加える
煮立てば完成!
ここで味見をしてみて、うすいと感じたら塩(分量外)を加えて調整する

焦がし玉ねぎの作り方

画像が多くなりすぎるため別記事にしました。
よろしければ参考にしてください。

胃もたれしない

じゃがいもを入れていないのでこの状態で冷凍してもいいかと思います

ルータイプのカレーに慣れている方からすると、かなりシャビシャビだと思います。

はじめてスパイスカレーに挑戦したときトロミがまったくなかったので、フタをせずにさらに10分ほど煮込みました。
水分が飛んで多少トロっとしたようなしていないような?
片栗粉でトロミをつけるものでもありませんし。

食べてびっくり!
ルーで作るカレーとはちがい、胃もたれしません。
小麦粉を使用していないサラッとしたカレーだからなんでしょうかね。

だからハマる人は毎日でもスパイスカレーを食べているんだと思います。

他のカレー粉

スパイスだと何種類も合わせて…となりますが、こういった最初から調合されたカレー粉だけでもおいしく作ることができると思います。

個人的にはGABAN推しです。
なんでか…。

独身の頃勤めていた会社で、寮の料理担当の方が作ってくれたカレーがめちゃくちゃおいしかったんです。
使っていたのがGABANのスパイス。
それで知り、そこからわたしのGABAN祭りがはじまりました。
ドライパセリやブラックペッパー、なんかあれば得意気にGABANを買う日々。笑
パッケージも好きなんですよね~。(どーでもいい)

興味がわいたらスパイスを増やしていく冒険も楽しそう。
小さじ3になるようにだけ注意したら、おそらく失敗はしなさそうですもんね。

しまった!
2500字オーバー…。笑

次は「焦がし玉ねぎの作り方」を書きます。

最後までお付き合いくださりありがとうございました。

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