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弱さはあなただけの個性になり得る

久しぶりに文章と向き合うので、かなりおぼつかない手つきでキーボードを打っている。最近はかなり仕事が忙しくて、自分の本当にやりたい事が疎かになりがちだな〜と思っていたら約1ヶ月もnoteを書けていなかったのでこりゃいかんぞとそんな日曜日の22時です。

僕は一人で考え込むタイプであまり相談を人にしたり、その時その時の感情をわざわざ誰かに電話してみたりするタイプではないし、する相手もいないのでこのnotoに感情をぶちまけるのはその代わりなのかもしれないなと思う。人にわざわざする話は特にないし、でもまぁ聞いてもらえたらラッキーぐらいのスタンスで文章を書いている。

なんならこの文章も自分の人生においてそんなに重要な要素ではないかも知れないし、他人から見ても下手くそな文章だなぁと思われる事だってきっとある。それでもこうして意味があるのか無いのか分からない事ほど僕は好きになってしまう傾向がある。好きになってしまったんだから書くしかないのだ。

話は少し逸れるが、僕はストリートファッションブランドの LEF LAH と言うブランドを昔から好んで着ている。そのブランドのコンセプトが、"ROUNDABOUT NO REGRET"と言って、後悔のない遠回りと言う意味らしく、この言葉がかなり気に入っている。後悔のない遠回り...僕の人生は少し遠回りしすぎな気もするけれども、遠回りした分だけ自分にしか分からない感情や経験が沢山ある。遠回りした、してしまった分だけ多くの人の苦しみや悲しみに寄り添える心を持てる様になった様に思う。少し気持ちが分かってしまう分、心がしんどくなってしまう事も多くなった。

きっと生きていくことは、無知な強さと引き換えに寄り添える弱さを手に入れることなのかも知れない。きっと何も知らなければ僕は表面的には強い人間だった。けれど沢山の悲しい思い出や虐げられてきた出来事があったから、弱い部分に敏感になり優しくなろうと思える強さを手に入れることができた。本来しなくて良いような経験が今の自分の優しさの根源であり、原動力である。最近やっと、『遠回りも悪くないやん』と思てきた途中である。

僕は音楽が好きでかなりの音楽中毒者と自負しても良いぐらいには音楽に身を預けているのだけれど、自分の弱さを原動力に、音楽に変えている楽曲も多い。どんなアーティストであろうが、会社員であろうがニートだろうが皆、自分の中には自分にしか分からない弱さがある。これが理解されなくとも皆戦っているのだ。遠回りした分だけ沢山の感情が生まれ、混ざり、自分だけのモノになるんだから理解されなくて当然である。弱さも個性であるとも言えるかもしれない。

この文章だって遠回りの一つなのかも知れないし、他人から見ればどーでも良いことだとひと蹴りされれば、それまでである。それでも書かずにはいられない理由は好きだからであるのと、僕の弱さを生かしたいからである。

この文章を読んでくれた誰かを分かってあげることは出来ないかも知れないけれど、僕の感情をこの文章に乗せることで誰かの心が少しでも軽くなることがあるならば僕は書いている意味があるかも知れない。

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