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クリスマスケーキは2個以上が当たり前だった漁師の実家

今日はクリスマスです。お昼に思いにふけていると、子供の頃を思い出しまして。

実家のクリスマスは、キチン屋さんが近くにあるわけでもなく、KFCは隣町に行かなければなく、食事はごく普通に終わるんですが、必ずホールケーキが2個以上ありました。

これはなぜかというと、家族が多いからとかそういうことでありません。父が人付き合いを大事にする性格だったので、隣近所や親戚の方々が、スーパーとかで働いていると、その付き合いで買ってくる結果なのです。

当然、1日で食べきれるわけでもなく、2日以上掛けて食べるわけですが、子供ながらにケーキが多くて嬉しかったです。

うちは、決して裕福な家庭というわけではなかったですが、今思うと父が人付き合いを大事にしていたので、苦労はありつつも、そんなに不自由なくここまで来られたのだと思います。

クリスマスとは、人とのつながりについて考える日。そんなことを思った2020年のクリスマスでした。

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