さようなら、レディースデー
TOHOシネマズが毎週水曜日のレディースデーを廃止し、男女関係なく普通よりもお安く映画が観られるように変わるらしい。
一律1200円になる「ウェンズデイ」に水曜日はなるらしい。
レディースデーの廃止だ。
このニュースを聞いて、世の男女平等、女性の社会参画を目指し静的搾取に反旗を翻すフェミニストの方達はどのようなことを考えているのだろう。
性差を排除し、女性だとか男性だとかに限らず一律に割引をする。その動きはかつてフェミニストの方達が望んでいた平等の動きそのものだろう。
ちょっと前に「お母さん食堂」について物議が醸されたことがあ話題になったことが懐かしい。
コンビニにお母さんは料理をするものだ、みたいなフェミニズム的ではないという指摘をすることで性的平等を目指そうとしていたアレだ。
あの動きは言葉狩りではないかと思っていたけれど、「レディース」の文字を指摘される前に廃止したTOHOシネマズに対してはどのような意見を持たれているのだろうか。
その論調でいくのであれば、女性を優遇しているとされる「差別」が撤廃されたことによることを喜び讃える声が各所であがっているはずだけれど、そういった方が多くいるはずのTwitterでは全然見られなかった。
お母さん食堂を叩くのであれば、地域のお店の「レディースセット」を廃止にするように動かなかったのは何故だ?という疑問があった。
自分だって女性がなぜか特別に食べられるデザートを食べたい。
昔行った中華屋さんのランチに、値段が一緒なのになぜか女性だけ杏仁豆腐がついてきたことは今でも思い返せばもやっとする。
杏仁豆腐が出てきたことに対して、それは性差別だと言って返さずに嬉しそうに食べることはおかしくないのだろうか?
もちろん、このまま「女性専用車両も女性を優遇しているから廃止にしろ!」みたいに言うことは間違っているし、守られるべき存在がしっかりと社会に守られているシステムが機能していることは誇るべきだ。
でも、痴漢をすることはない人の方が圧倒的に多いし、男性だって女性や男性から痴漢をされるリスクだってあるのにどうして「男性専用車両」が作られないのか。みたいな声は何故か無視される。
なんなら男性が痴漢の冤罪として判断されることのリスクの軽減のためにも男性専用車両を作っていい気すらしてきた。
言ってみれば、今回のTOHOのレディースデーの廃止は「女性が優遇されていたことの廃止」だったわけだ。
仮にこれでフェミニストの方が「レディースデーの廃止は平等ではない!」と主張するのであれば、きっとそれだけのことだったのだろう。
もとより男女関係なく最初から割引される日を設定していればその方が平等だったはず。
それが不平等だとされるのであれば、きっと男性だって女性が優遇されていることに対して声をあげても許されるだろう。
早く世のすべての人が食後のデザートを食べられる世界になりますように。
そんなことを考えながら、14日から始まるウェンズデーをどれだけの人が使うのかを楽しみにしている。
えっ自分ですか?普通に大学あるんで行けないです。
イオンシネマの方が安いしイオンシネマ行きます。
ではまた明日。今日はこんな感じで終わっときます。
おやすみなさい。
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