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#シリコンバレー
セコイア・キャピタルのファンドパフォーマンスについて
1972年に設立され、これまでApple、Cisco Systems、PayPayl、YouTube等のシリコンバレーの企業の黎明期に投資を行いその成長を支えてきた超名門ベンチャーキャピタルの一つ、Sequoia Capital(セコイア・キャピタル)。
そのファンドパフォーマンスについて詳細が明かされることは少ないが、この度その一端が明かされた記事を発見した。それが冒頭のBusiness In
なぜハードウェアビジネスはハードか
かなり前のMedium投稿だが、Hardware Founders: (When) Should You Try To Raise VC Money?という記事が、表題の問いを考える上で参考になったので内容の要旨を以下にシェア。なお、著者は元Pebble(スマートウォッチを製造、2017年Fitbitにより買収)の創業者で、現在Y Combinatorのパートナーを務めるEric Migicovs
もっとみる米国で拡大するVenture Debtについて概要をまとめてみた
Bloombergの記事で、2022年に入ってから米国でベンチャーデットによるスタートアップの資金調達が増回傾向にあるとの記載があった。記事によれば、2022年上半期でベンチャーデット組成額は前年同期比で7.5%増の171億米ドルとのこと(ちなみに同期間でベンチャーキャピタルからのエクイティ調達額は8%減の1477億米ドル)。
エクイティ調達に比べればベンチャーデットの調達額はまだまだ規模は小さ
a16zの運用パフォーマンス(投資倍率)がわかる記事を発見(但し2021年12月末時点)
少し前の記事だが、シリコンバレーの大手VC、Andreessen Horowitz(a16z)の過去組成ファンドの一部の運用リターンがわかる貴重な記事がWSJに掲載されていたので、備忘を兼ねて以下、ファンドリターンのグラフ概要を作成し添付しておきたい(リンク先の図を元に一部ファンド組成年度等を追記し作成)。
2021年12月時点でCrypt Fund Iの投資倍率(ネット)は10.6倍だったが、