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現状のデザインをたまに疑う

一度作ったらよほどのことがない限り使い続けられグラフィックデザインなどは腐ることがないので、それがはたして時代に適応しているのか、自分達の方向性をちゃんと示しているのかなどはそこに疑問を持たなければそのままになってしまいます。


このままで良いか考えてみる

一度自分達のブランドや商品やサービスを振り返ってみると面白い発見があるのではないでしょうか。「習慣的に続けていたけど、冷静に見るとなんかおかしい」なんてことも発見できるかもしれません。というのも外部の方達は「これよくないですね。」などネガティブな部分は意外と指摘してくれません。(ネガティブな部分を指摘すると悪者になってしまうから。)


第三者の視点

会社内で現状を見直そうと思っても思い切ったことはできない可能性があります。それは「変化」はとても面倒だからです。ここを変えたらこれもやってあれもやってと頭の中で想像すると、「よし。そっとしておこう」となるのが人間の心理だと思います。それも理解した上で、第三者に頼るのがおすすめです。しがらみがあまりない第三者は冷静に自分達の良いところ、悪いところを指摘してくれるはずです。
私も常日頃から良いことも悪いこともちゃんと伝えることを心がけています。(表現はちゃんと考えて伝えます。)


数値化できない部分もちゃんと配慮する

プロモーションや発信したことについての効果はもちろん大事です。ただそればかり追ってしまうと、自社のブランディングがどんどんブレブレになっていき、結果ブランディングできていないということになります。そうならないためにも数値化できていない感性的なところもしっかり見ておくことが重要です。(これはかっこいいけどウチの感じとは違う。など…)


リデザイン

リデザインの良さは既存の良いところを継承しながら、時代や環境に合わせられるところです。どこに手を加えたら良いかなど考えて処置していく。例えばロゴの場合は文字が細すぎたからスマホでみると見づらい場合は、少し線を太くするなど細かい部分がとても重要です。もちろん検証した結果特に手を加える必要がないことがわかったら手を加える必要はありません。


大抵は捨てることが重要

私の経験上、大抵の場合デザインを見直す際は「捨てる」ことが重要になっています。なぜなら何かを作ってそれを置いておく、必要だからまた次も…と繰り返していくうちにあたり一面情報でいっぱいになっていることを自分達が一番気づいていなかったりするからです。(お店の入口のポスターやDM、観光地のポスターやパンフレットなど)

外を出歩くと「これもっとこうしたら良いのではないか」「この情報いつまで掲載しているのかな」「このパンフレットで使っている写真いつの時代だろう」など気になる点をよく目にします。当たり前すぎて普通になっているところに疑問を持ち、思い切って切り込んでみることがリデザインの面白さかなと思います。


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