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#51 妥協と納得の割合を決める

今週もお疲れ様です。
ながなっつです。

あなたは物事を判断する時、「妥協」「納得」はどのくらいの割合でしょうか?

実は妥協と納得の割合を決めておくと、素早く、後悔しない判断ができるんです。

もし妥協の割合が多い人生だったら、妥協9割の人生だった私の経験が役に立つかもしれません。

今回は「妥協と納得の割合」について、一緒に考えてみましょう。


「とーしつとーく文字版」はラジオトークのチャンネル「とーしつとーく」がベースです。
統合失調症を抱える私・ながなっつの経験を元に、内向的で考えすぎてしまうあなたの悩みを共有。
一緒に解決策を探っていきましょう。

あなたの不安がふわっと軽くなるきっかけになりますように。


○私は妥協9割の人生だった

冒頭でも書いたとおり、これまでの私の人生は「妥協9割」でした。
学生時代に進学先を決めた時も、初めての就職先を決めた時も、妥協して選んでいたんです。

結果どうなったかというと……心の底から納得できる人生には、遠く及ばないものになりました。

自分で選んだ道とはいえ、妥協が9割だったために
「もっとこうしておけば」
「こうだったら違ったのかも」

という、後悔ばかりの人生になりました。

もしかしたら、あなたも思い当たる節があるでしょうか?

○納得を意識し始めたきっかけ

そんな「妥協9割」の人生だった私が「納得」を意識し始めたきっかけは「本当にやりたいことがわかったから」でした。

最初に心の底からやりたいと思ったのは「文章を書きたい」ということ。

具体的にはPSP(プレイステーションポータブル)のゲーム「FRONTIER GATE(フロンティアゲート)」を元にした文章を、絵や文章の投稿サイト「pixiv(ピクシブ)」で公開したんです。

【pixivの文章はこちらから読めます】
https://www.pixiv.net/users/10761577

最初は納得できる文章が書けず、ここでも妥協した点が多くありました。

それでも書き続けるうちに「絶対に完結はさせよう」という気持ちが強くなり、結果的に4年かかりましたが物語を完結できました。

これは、私のとって初めての「納得」の経験でもあったんです。

○「どの点が譲れないのか」を決めておく

物語を完結できたことがきっかけで、私は少しずつ「納得」を基準にして物事を選ぶようになりました。

具体的には「どの点が譲れないか」を決めたんです。

例えば、抹茶のパフェと桃のパフェがあったとします。
どちらも美味しそうで、同じ値段です。
ただし、桃のパフェは夏だけの期間限定。
しかも「桃のパフェ、美味しかったよ」と知人の感想もあったとします。

こんな時、あなたはどちらを選ぶでしょうか?

私の場合「元々抹茶が好き」という譲れない点があるので、期間限定であっても美味しいという情報があっても、抹茶のパフェを選びます。

そうして自分で納得して選んだので「桃のパフェの方が良かったんじゃない?」と聞かれても「抹茶が好きだから」と迷いなく答えられます。

そして後悔せず、抹茶パフェを堪能できるんです。

あなたも「自分は妥協ばかりの人生だ」と感じていたら、「どの点が譲れないか」を一度、見定めるのをおすすめします。

○今は「妥協4割」「納得6割」

ここまでお読みいただき、ありがとうございます。

現在、私の判断は「妥協4割 納得6割」程度となっています。
完全に納得することは完璧主義に繋がるため、ある程度の妥協も必要だからです。

そのため、今の割合が自分にとっては最適だと感じています。

妥協と納得の割合を自分にとっての最適にすること。
ぜひあなたも取り入れてみてください。

それじゃあ、次回は10月8日にお会いしましょう!

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