マガジンのカバー画像

イタリア食の万華鏡 〜皿の向こうに何が見えた?〜

長本和子がマニアックなイタリアの食文化について色々お話しするページです。 料理の作り方とレシピ、その背景。イタリアのホテル学校の教科書から、取材に行った食材の話。ともかく…
西欧の神話にはオリーヴ、月桂樹、アーモンド、小麦などがシンボルとして描かれていて、どんなストーリー…
¥1,000 / 月
運営しているクリエイター

#古代ギリシア

サレントに残る古代ギリシャ料理〜乾燥ソラマメのマッコ〜

前回の記事「ポレンタの祖先 〜古代ギリシャ人が食べていたムール貝のシムラータの作り方〜 」…

長本和子
3年前
3

ポレンタの祖先 〜古代ギリシャ人が食べていたムール貝のシムラータの作り方〜

プーリア州レッチェの周辺にある9つの村に、古代ギリシャ人の子孫が住んでいるそうです。 た…

長本和子
3年前
1

トマトやナスは使わない?~紀元前のイタリア料理〜

ナスのないイタリア料理なんて考えられますか。それにカルチョーフィ、オレンジ、レモン・・・…

長本和子
3年前
2

食から読むギリシャ神話〜プロメテウスの火とヴルカヌスの鍋 後編〜

前回はプロメテウスの神話をみていきましたが、後編は私たちの関心ごと料理についてみてみまし…

長本和子
3年前
3

食から読むギリシャ神話〜プロメテウスの火とヴルカヌスの鍋 前編〜

小学生のころ、親にせがんで買ってもらったのが「ギリシャ神話」。 そこに広がるのは今までの…

長本和子
3年前
3

食から読むギリシャ神話 〜悲しい恋のアーモンド 後編 イタリアのアーモンド料理〜

古代ギリシャの神話にも登場するアーモンド。イタリアではどのように食べられているのでしょう…

長本和子
3年前
5

食から読むギリシャ神話 〜悲しい恋のアーモンド 前編〜

イタリアに留学していたころ、毎日新しい世界にドキドキワクワクしていても少し慣れてくるとどうしても湧いてくるのが日本への思い。 あの書店の前の道や駅前の雑踏がたまらなく恋しくなって来たりしていた。そんな時、丘を散歩していて一本のアーモンドの木に出会った。その時はアーモンドとは知らず、枝に直接咲く満開の花にてっきり桜だと思ってしまったが、まだ新芽が出る前の荒涼とした景色の中に、そこだけが別世界のようだった。 しかしこの木、なんで花が先に咲くのかしら・・風媒花などという植物学的

食から読むギリシャ神話 〜豚と女神マイア 前編〜

イタリアの月名にも由来がある。1月は過去と未来を向く二つの顔を持つ神イアーヌスGianoからG…

長本和子
3年前
4

食から読むギリシャ神話〜ハチミツとアリスタイオス 後編〜

前編はでは、古代ローマに起源を持つハチミツを使ったお菓子をご紹介しました。後編ではハチミ…

長本和子
3年前
3

食から読むギリシャ神話〜ハチミツとアリスタイオス 前編〜

前回のオリーヴと前々回の小麦につづいて、食からギリシャ神話を読みます。今回のテーマはハチ…

長本和子
3年前
5

食から読むギリシャ神話〜オリーヴはアテナの贈り物〜

前回の「農耕の女神で小麦の母チェーレレのはなし」に引き続き、ギリシャ神話に出てくる食べ物…

長本和子
4年前
4

食から読むギリシャ神話〜農耕の女神で小麦の母チェーレレのはなし〜

今のイタリア料理に欠かすことのできない食材を持って来たのが紀元前8世紀の古代ギリシャ人。…

長本和子
4年前
4