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晴れの日も雨の日も#245 一人相撲

先日、【創作SSタケおじシリーズvol.】先生が倒れちゃった!という記事を投稿した。なかに「一人相撲」という言葉が出てくる。自分で勝手に作り上げた思い込み・決めつけと一生懸命取っ組み合っているわけだ。仮想敵と闘っていると言ってもいいだろう。一人相撲のあげくに逆噴射をして、結果うまくいかない、というのは昔日の私の得意技だった🤣


だいたい一人でごちゃごちゃ考えている時にこういうことに陥りやすい。自分ではいろんな角度から考えているつもりなのだが、同じセリフが3回以上繰り返して出てくるようになっていると、こうした状況に陥っていると見るほうが良い。

こういう時は、わざわざ自分の方から不要な迷路や出口のないトンネルにさまよい込んでいるようなものだ。結果、景色を見間違ったり、大事なものを見失ったりする。
なくしてから大事なものだったことに気づいても、嗚呼、覆水盆に返らず。。
なのだ。

これを避ける有効策は、一人で考えすぎないこと。誰かに話を聞いてもらい、その人と共に考えていくと複眼的な思考ができ、一人相撲を回避しやすい。思い込みや決めつけにとらわれている自分に気がつくことができるのだ。私はコーチングを通じてこのことを身にしみて学んでいる。


一人相撲を取りやすい人にはいくつかタイプがある気がする。
まずひとつは困ったことがあっても自分で解決しなきゃと思っている人。自立しているといえば聞こえはいいのだが、そのキライが強すぎると、自分自身がしんどくなる。たぶんプライドが高くて、人に甘えたり頼ったりするのはそのプライドが許さないのだろう。

次に思いつくのは、自分が正しいと思っている人。正しいかどうかに強いこだわりがあるのだが、自分の「正しい」が相手にとっても「正しい」のかという視点がない。結果、自分の意見と違う考えについて受け入れることができず、自分が一人で正義を背負っているような気になっている。重症になると多少の孤立もへっちゃらになったりする。

あるいは、厳しい状況を何度も耐え忍んできたりして、一人で我慢する耐性の強い人もいる。ずっと一人で生きてきたと自分で思ったりしている。その強さはある意味見上げたものだが、「その硬い殻を脱ぎ捨てれば、もっと楽で、笑顔でおくれる人生があるよ」と伝えてあげたくなる。

とこう書き進めてみると、結局いずれのタイプも自分のことを書いてるだけやないか、と気づく🤣
そして、3つのタイプは関連性があるというか、根っこは同じなような気もする。

とどのつまりは、その人がどういう生き方を選択するか、ということだ。だが、できれば、そういう人たちが身にまとっている思い込みや決めつけ、こだわりをベリベリと引き剥がし、もっとその人らしく輝く人生を送ることにつながるようなコーチングをお届けできれば誠に幸甚なのだが、と思っている。

鶏皮ネギポン酢作った♬ ビールが進むクン

今日も最後までお付き合い頂き誠にありがとうございました♬ 長井 克之

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<予定(但し、臨時差し替え頻発😂)>
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(つづく)

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