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AIとロボティックス ~ハードウェアの時代~

最近ファミレスで配膳ロボットが増えてるな~と思ったので調べてみると、noteにこんな記事が掲載されていました。

導入・実運用に踏み切ったすかいらーくグループには頭が下がりますが、ロボットは中国製なのですね。グスン。日本メーカーでも十分作れるはずなのに、ここでも負けてしまうのか、という感じです。

昨今話題を賑わせているChatGPT、GPT3やGPT4など、「言語処理」については格段に進歩した感があります。要は、質問や命令など「人が何か目的を持って言語化したもの」を解釈する能力に関しては実用レベルになってきたと言えるでしょう。
ところが、調べものや文章作成でしたら出力も文章でよいのですが、実際にしてほしいこと、仕事でも家事でもなんでもそうですが、文章だけで済むものはほんの一握りで、その他の大部分には「肉体」、要はハードウェアを必要とします。

今後、ここ数年ですね、このことに気づけた者が天下を取れるような気がしています。折しも日本国内は少子高齢化で人口減、労働者不足に悩まされていますので、ここで一気にハードウェアを用いた自動化に弾みを着けたいところです。

また、情報処理はクラウドで行われるのが一般的であり、このことに疑問を持つ人はほとんどいないと思われますが、「クラウド」の実態はデータセンター、大規模なストレージとGPUを備えた「超巨大ハードウェア」であり、ハイパースケーリングによるコストメリットにより、これまで現場にあった装置を吸い上げて集約させるのがクラウドのビジネスモデルになります。よって、一部のクラウド事業者、およびその上でサービスを提供するサービス事業者以外は利益を上げられない構図となっています。このことは別で記載したいと思いますが、GAFAMに対し完全に乗り遅れた日本企業にとっては、現場のロボティックスは生命線と考えられます。

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