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2020年は「ウイルスが主役のスピンオフ」だったとして

昨日で仕事を納め、冬休みに突入しました。


2020年はなんというか、「良い」とも「悪い」とも言えないよくわかんない1年だったな~…みたいな気持ちで年の瀬を迎えているわけなのですが。

よくわかんない中でも、リモートで催される忘年会で人と話したり、自分でも色々と振り返ったりしながら、2020年に対してひとつの結論がありまして。


自分が主役のはずの人生において、2020年は「謎のウイルスを主役に描いたスピンオフ作品」だったなぁと。



2019年はひとり旅&両親連れで海外に2回行けた(30代に入って、ようやく親孝行らしきものができたなぁと思っている)ことを筆頭にプライベートがかなり充実していて、仕事も大きな変化があったワケではないけど順調にやれている実感があったし、個人的にはすごく満足感のあった1年で。

「第1章が完結」と言うと大げさだけど、さーてこの流れで2020年は何をやりましょうかね、みたいな気持ちだったんです。


それがフタを開けてみれば、ウイルスの影響で仕事の体制は変わり、需要が爆上がりして(ありがたい事なんですけどねホント)よくわからないまま多忙を極め、その結果会社から求められるようになった事と自分がやりたい事になんとなーくギャップを感じ始め…という、だいぶ悶々とする時が多い1年でした。

プライベートも、ステイホームとやらで新しい楽しみ方(映画鑑賞&料理&サイクリングなどなど…)の発見や良い環境の変化(引越し)はあったものの、元々の趣味だった旅行とライブ鑑賞はほとんど楽しめず。

「これだけ新しい楽しみ見つけちゃったら、ウイルスが落ち着いてからの生活めっちゃ充実するよな~」という期待もありつつ、ウイルスが落ち着く気配がない以上、面白い変化や発見はあったけど楽しかったかと言えばそうとも言い切れず。
結果、冒頭の「よくわかんない1年だったな~」という感想に至るのでした。


そんな1年のまとめとしてピンと来たのは、今月に入って何度かリモート飲みで忘年会をしている中で、元同僚と話していた時に出てきた「今年は自分の人生じゃないみたいだった」という一言でした。
(その元同僚は今年ウイルスの影響で海外移住のタイミングを逃し、恐らく自分なんかよりずっと悶々としていたと思う)


…あ、そっか、いっそ今年は「自分」じゃなくて「ウイルス」が主役の1年だったと割り切っちゃえばいいんだ、と。

2019年は割といい感じで「第1章が完結」とまで思ってたんだから、第2章に入る前に箸休めの番外編は必要ですよね、っていう。

番外編の2020年に伏線があって、第2章以降で重要な役割を果たしたら面白くない?MARVELの「アベンジャーズ」と各ヒーローの単体作品みたいな感じで、みたいな。
(↑自粛期間中にMCU全フェーズ観た影響強め)


元々「勝手に全体のスケールをでかくして問題を小さく見せる」(例:どうにも上手くいかない1日があったら「ま、1年のうちに1日くらいこういう日あるよね」みたいな)という能天気テクニックは持ち合わせていたので、年単位でもそう思えてしまえばこっちのモンで。

このスピンオフ作品が何弾まで続くのかはわかりませんが(意外と好評でシリーズ物になっちゃったりして…って誰から好評なんだよ勘弁してくれよ…)、第2章に続くように2021年もいろんな伏線をまき散らして楽しもうかなと思っております。

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