御朱印RTA(T=travel):全国の一宮の御朱印を授かった話(12/24) 2023年5月その3
この記事は2023年1~9月に実施した御朱印RTAの5月分の記事その3です。前回はこちら。また、いきなりこちらの記事にたどり着かれた方は、Indexページも適宜ご参照ください。
5月24日:対馬
離島四天王の攻略を進める。対馬と壱岐は明らかにセットで攻略したほうが効率がよく、且つ、こんな機会でもなければそうそう来るところではないにも関わらず結構楽しそうなところなので、水曜日から土日含む5連休を仕立て上げて、三泊四日の旅行でガッツリ遊びつついただいて回ることにした。なので、今回の記事は三泊四日の対馬・壱岐旅行記の1コンテンツとして御朱印も授かる、という形になる。御朱印巡り記事としては相当に冗長なものになることはどうぞご承知おき願いたい。…と宣言して途中まで書いたところ、最初の神社に着く前に1000文字超えたので、対馬編と壱岐編に分割します…。
No. 52: 対馬国一宮 その1 海神神社
羽田→福岡→対馬。往路は空路で。自分はJAL派でJALサイトで予約入れたのだけど、福岡-対馬間はANA系列の便ということを知らずちょっと迷子になった。
11時前くらいに到着、ちょうど昼ごはん時なので、レンタカーを借りて最速で目をつけておいた地元料理のレストランに向かう。ツアー客を受け入れる直前だったところにうまく滑り込んで、予約席ではないすみっこでいただく。対馬麺と、トロのサイコロステーキ。
さて、いよいよ御朱印&観光モード。すぐ近くの万関瀬戸。対馬のいわばパナマ運河。
御朱印的な目的地である海神神社まではそこそこ距離があるので、道中をいろいろ観光して回る。海中鳥居が素敵な和多都美神社。
奥の院にもお参りをするが、神聖な領域であることを説明する迫真の看板がちょっと面白かった。もちろん、これより先は撮影していない。
続けて、神社の裏手に相当する山の頂上、烏帽子岳展望所から、島を一望する。島というより、複雑に入り組んだ海岸線がいいよね。
さてようやく本日御朱印一軒目、海神神社である。
海を見下ろすちょっとした山の中腹に拝殿があるのでちょっと歩く。社務所は無人で、初穂料を箱に納めて御朱印を授かる。ちなみに後日談的に言うと、小銭がなかったので一番小さいお札を投入したけど、複数枚貰っても仕方がないから、まあちょっとお賽銭を奮発したという感じで。
No. 53: 対馬国一宮 その2 厳原八幡宮神社
さて海神神社は島の南北でいうとちょうど真ん中辺り。ただ、これより北の観光は明日に回して、南方の島の市街地にほど近いもう一つの一宮に向かう。道中は来た道なのでストレートに目的地へ。
ここは宮司さんが駐在している神社。電話対応がなかなかお忙しいところにご対応いただいた。横浜から来たことを告げると、なんかちょっと持ち上げられてしまった。
宿に行くにはちょっと早いので、島の南方を少し回る。レンタカー屋さんがサービスで車にめちゃくちゃ詳細な観光マップを載せてくれていて、おすすめ場所に加えて、道中の危険ポイント(細いとか荒れてるとか)も書かれているのですごく役に立った。その中で、南方におすすめランクが高い神社があったのでお参りしてみた。多久頭魂神社。↑のガイドに鳥居をくぐった瞬間から気持ちが引き締まる、とあったのだけど、ものすごい聖域感。圧倒的な静けさの中、鳥の声しか聞こえない。この雰囲気は綺麗に写りすぎるデジタルでどれだけ伝えきれるのやら。。
身が引き締まったところで、観光時間終了、今日のお宿へ。奮発…というよりは、東の海に面しているので、夜明けとかあわよくば星空を労せず狙えればと言う観点でのチョイス。
さて食事。食文化が違うところだと、いろんなものを食べたいけど、しっかり網羅するのは難しい。となると、こういった地場の料理コースが出てくるホテルを選べば、少なくとも最大公約数的なのは全部抑えられるかなということで郷土料理和洋会席をいただいた。
さて、夜が更けて空はどうかと言うと…
とは言え、晴れててもこの漁火だと星はどうなんだろうね?などとすっぱいぶどうをしながら初日の全行程を終了した。
5月25日:ただの対馬観光
御朱印記事としての仕事は本稿においては昨日分で終了。この日はせっかく訪れた対馬をじっくり観光する。
朝。きれいなご来光とはいかなかったが、エンジェルラダーが撮れたので、ヨシ!
ホテルの朝食は卵が正義と噛み締めつつ、チェックアウトして出発。
初手は再び厳原に取って返して、対馬藩主の菩提寺(万松院)とその廟所を拝観。
本堂脇の窓口で拝観料をお納めして廟所に入る。観光としては早朝だったので、窓をノックして気づいてもらった。
歴代藩主のお墓が並んでいるのだけど、墓石の造りのグレードが時々明らかに低い代があって、その当時の懐事情なのか、早逝されたのか、偽らざる評価(意味深)なのか、なかなか興味深かかった。
続けて、姫神山の砲台跡。対馬は海洋軍事の要衝なので、島の要所要所に放題が建造されている。その跡地の一つ。昨日のところでは話の流れ上出せなかった、レンタカーのサービスの観光マップ。めっちゃ重宝した。
天空の要塞と自称している通り、例の滅びた文明感あふれるなかなか素敵なところ。
天空のというのには偽りなく、海を眼前にした絶壁の上にあるので、眺望も良好。
ここからは島の東岸に沿って北上し、島の北方の港エリアである比田勝地区の寿司屋さんで昼食を取る。ここで名産の一つである穴子を押さえる。
食事を取ったら再び観光。また滅びた古代文明的なところを回る。比田勝からは少し南に戻ったところのオメガ塔跡。クソデカ電波塔の跡地。これもなかなかすごい。
今度は島の北岸の砲台跡。豊砲台跡。ペンライトの照明だけで歩くホラゲーに出てきそうな感じ。
北岸沿いを進み、韓国釜山を望める展望台へ。このあたりだと、韓国の携帯電波がぎりぎり拾えて、ドコモから「この電波を拾うと金かかるよ」というSMSが届いた。最も外国に近いところを実感させられる小イベント。
更に北岸に沿って、対馬野生生物保護センターで、ツシマヤマネコを拝観…の前に(団体客でちょっと混んでたので)、ちょっと裏手を歩いて、日本国最北西端へ。
言葉の定義の問題だけど、今ひとつ末端感に欠ける最北西端。なんというか「北」要素が全然ないのよね…。
んで、保護センターに戻る。ツシマヤマネコを中心に添えて、対馬の生態系全般がわかりやすく綺麗に解説されていた。
んで、奥の展示施設で件のヤマネコとご対面。まあ完全にねこですな。かわいい。みんな同じ顔して寝るのね。
ここで予定していた見どころさんは全部まわった。夕食処に開店と同時に飛び込みたい(予約してないからね)ので、一路今日の宿へ。道中、対馬くらいでしか見られない道路標識を撮りつつ。
今日の宿は厳原中心部の東横イン。単に昨日の宿が予約で連泊できなかったってのもあるけど、市街地のお店で食べたり、翌日の船便のことを考えると、安直に連泊せずこっちにしたのは正解だったかなと。
晩ごはんはこちら。
地場の居酒屋さん。細かく何を食べたかまではもう覚えてないけど、生物、煮物、揚げ物、焼き物、隙がないと思うよ!
一泊二日でこれだけまわったんだから、まあ初回としては満額回答の旅行でしょう。ただ、心残りとしては、博物館が休館日で見られなかったこと。朝鮮を含む大陸との外交関係で結構面白い歴史展示が見られたはずで、後から振り返るなら、初日に博物館を見て、この日に島の南方を回るのが最善手だったのかな、と。後からでは何でも言えて、感想戦含めての旅行だから、ヨシ!
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また来週。→5/17書きました!
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