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⭐️日本の医療はどこに向かうのか② 医師を選択できなくなる未来⭐️

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また、今年11月にかかりつけ医への国民への義務化、割り当て制、登録制、定額制が導入されることが予想されます。

かかりつけ医制度に対しては、日本医師会は反対していますが、11月に医療費抑制のため強行される可能性が高いのです。

国民全員がかかりつけ医に登録され、受診回数や検査によらず定額払いになるという制度です。

これはイギリスの医療制度を日本にも導入しようとする動きです。
イギリスではかかりつけ医制度が導入されていますが、 国民は決められたかかりつけ医(総合診療医)に登録されていて、自由に医師を選ぶことはできません。
体調不良の場合は必ずかかりつけ医に受診しなければならず、原則、かかりつけ医が必要と判断しない限り、病院や専門科に受診することはできません。

またかかりつけ医は登録制なので、相性が合わなくても、生涯のうち多くて数回しか変更ができません。

体調が悪くなっても受診まで何週間も待たされることがあります。
そのため緊急時すぐ見てくれる外資系の民間病院に受診しようとしますが、すでにイギリスは医療の市場化がされており、民間医療機関は中国人の富裕層で病床が埋まっていて、自国の国民が利用できず混乱しています。

日本でかかりつけ医制度を導入することについて、医師へのフリーアクセスの制限(医師が選べなくなる)など患者の自由が制限されると反対の意見も出ています。
さらに追加料金を支払うことによって、登録医以外の医師にも受診できるようにすればどうかなどの意見が出されています。

国は薬剤費を減らすため薬局も減らす方向にしています。

零倍薬局といってこれまで薬剤師がいないと売ってはいけないとされていた薬の一部がネット通販で買えるようになるのです。
財源がないので医療費削減を医療の質の確保よりも優先させているのです。

将来的保険診療は医療のうち安価な部分に制限され、国民の選択の自由は制限される可能性があり、 一定レベル以上の医療を望む場合、医療費の負担額が増し家計を圧迫することから、 病気に罹患すことができない国民が増えますし、 暗い話ですが、2030年から2040年にかけて近所の家での見取りが増えるようになると、成田祐輔さんの発言ではありませんが、 尊厳死、平穏死、安楽死の議論が必ずされるようになると思います。

医療崩壊の可能性を考え、命を守るためには病気にならないことを真剣に考える時代が来ています。

是非参考にしていただければと思います。



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