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まち歩き_祐天寺駅〜目黒天空庭園まで(めぐろ観光まちづくり協会)

2023年3月15日午前中、祐天寺駅〜目黒天空庭園まで「まち歩き」(めぐろ観光まちづくり協会)

今回はアクセサリーミュージアムが気になるので応募してましたが、最後まで聞くとそれはそれは「馬」にまつわる場所だったことを知る時間で印象的。

1・アクセサリーミュージアム
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2・芦毛塚
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3・烏森稲荷神社
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4・東山公園
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5・東山貝塚公園
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6・目黒天空庭園


徒歩 約3.5キロメートル

スタートは祐天寺駅 中央改札より

・祐天寺駅


ここは近隣でも珍しい、ロータリーのある駅。これはオリンピックとは切っても切り離せないそう、オリンピックの会場である神宮外苑と駒沢をつなぐ地下鉄「東京高速鉄道」の計画もあり立派な駅舎とロータリーなど祐天寺のお力もあり出来上がったのでは?とのこと。

「1940年(昭和15年)東京オリンピック」開催返上となり鉄道はかないませんでしたがハーフティンバーの駅舎と花々のある(当時は噴水もあったみたいチラッとだからやや曖昧、写真見つけられず)ロータリーが出来たのではないかとのこと。

http://blog.livedoor.jp/k1959s4405-showa_tokyo/archives/55138761.html?1546761586#comment-formよりお写真お借りました。


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・シェリュイ

代官山のレストランやクリスマスにチキン、誕生日にケーキ、日常的にお気に入りパンと日々お世話になっていて代官山もよく行くパン屋さん。
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・上目黒小学校〜マンション公開空地を抜けて〜

余談だけど、最近は上目黒小学校の近くにあるプリン堂もいいですよね〜この日、認定めぐろ土産(令和5年)ももらいましたが、こちらのP9にも掲載あり!

何がいいって、季節ごとにかなりバリエーション豊かな限定が出てくるのと、断然「わらび餅」がお気に入り〜
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1・アクセサリーミュージアム

戦後日本 コスチュームジュエリー史 1950-2000
2023年1月31日(火)~5月27日(土)

年代別に辿る「コスチュームジュエリー史」を中心に30分館内を見学。

それいゆ! 中原淳一さんの世界観!

身につけたいというより、見ていたい・・・に近い感覚


どの部屋も個性を放っていて一部屋づつ個性あり時間がいくらあっても足りない。

最後には、ジュエリーの販売と、クリニック(修理工房)と、アクセサリー教室があるのです。これが本当に心強い!実は以前、購入した経緯もあり、ここのパーツのバリエーション豊かさは圧巻。

さらにちょうどこの企画展に合わせ書籍も販売中

その後、田中館長と近隣のお店(スーソマヤジフ&更科&うえの)など談笑。

次の場所へ そして移動の際には比較的、車が通らないコースを選ぶのもコツ、下の写真の場所はマンションの公開空地だそう。

2・芦毛塚

・左が世田谷区、右が目黒区のとの区境
・道路の中央に「シラカシやサイカチ」などが繁った「芦毛塚(あしげづか)」の碑がある。元はこの場所より中目黒よりだったとも・・・
・芦毛とは馬の毛色のひとつで灰色の毛色の馬のこと
・諸説があるが、「江戸名所図会」・「新編武蔵風土記稿」には「頼朝が乗っていた芦毛の馬が死んだので埋葬した」という話が記されている。
・下馬は旧地名「馬引沢」といったそう
・この件以来、この地域では芦毛の馬の祟りがるといけない?ということで他の毛色の馬たちが多くなったという噂もあるそう
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蛇崩緑道を通りつつ烏森稲荷神社へ
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佐藤佐太郎さんの紹介プレートが上目黒4丁目公園の近くにある 
 46年からこの近くに越してきて短歌をいくつも詠まれたとのこと
 48年から蛇崩川は暗渠となり上が遊歩道になった。佐藤佐太郎さんの短歌会も「歩道」という。


3・烏森稲荷神社


御祭神倉稲魂命 旧上目黒村の宿山組鎮守
例祭 9月第3土曜・日曜
「烏森稲荷」の社号は新橋の「烏森神社」が由来との伝承

ここからが私にとってよく知らないことだらけで面白かったし興味深い内容

・「烏森」という地名の起こりは数百年前から宿山の氏神としてまつられてきた烏森稲荷神社だといわれている
・烏森稲荷神社の位置は、蛇崩川を南にひかえ、東を目黒川の谷に接する半島状の丘陵、諏訪山の中腹
・祭神は食物、殊に稲をつかさどる神、蒼稲魂命(うがのみたまのみこと)
・最初は現在地から五百メートルほど離れた寿福寺の境内にあった
・下馬引沢(現在の世田谷区)の新堀新左衛門という人がこの地に移したと伝えられている
・その昔、目黒の稲荷講の人たちが新橋の烏森稲荷へ参拝した帰り道、白い狐が馬に乗って付いてきたことから、この地に稲荷神社をまつったというのである
・一説では、新橋の烏森稲荷が分かれたものとも伝えられている

https://www.city.meguro.tokyo.jp/smph/gyosei/shokai_rekishi/konnamachi/michi/chimei/hokubu/karasumori.html

ここでは手水舎が狐!

この烏森神社の烏森の地名は今は使われていませんが、「烏森神社」「烏森幼稚園」「烏森小学校」「烏森住区センター」と近隣の方々にも親しまれており受け継がれてるそう。

ここはかなりの高低差のある烏森コミュニティ道路の横の「烏森住区センター」でトイレ休憩

・鴻巣橋

ここは不思議な橋だなぁ・・・と、いつもドンキホーテに行く際に不思議に思ってましたが、こちらもオリンピックとは切っても切り離せないエピソードがあり ↓

山手通りの青葉台一丁目交差点から世田谷区下馬方面へ通ずる道は、オリンピック道路と呼ばれる。昭和15年開催予定であった東京オリンピックに備えて、渋谷から当時競技場建設予定地であった現駒沢公園方面へ通じる道として、昭和12年ごろに工事されたからである。オリンピックは戦争のため開催されなかったが、その名だけは残ったわけである。
鴻巣橋
東山一丁目22番から25番にかけて、道の両側はかなり高い切り通しで、その上に鴻巣こうのすばし橋が架かっている。戦災前まで、橋の北側近くに松やヒノキの林に囲まれたお稲荷様の小祠があったとか。その社前の松の巨木に、毎年コウノトリが飛来して巣を作ったため、鴻之巣松こうのすまつと呼ばれ、橋の名もこれに由来するという。

https://www.city.meguro.tokyo.jp/gyosei/shokai_rekishi/konnamachi/michi/michi/hokubu/konosubashi.html

橋の横には急な階段があり野沢通りに降りれるのですが、降りたところにある石垣が当時のままなんだそう!

そう言われるとなんだか感慨深い・・・いっつもジムの帰りにぜいぜい上がる道なのでじっくりみたことなかったのである意味新鮮。

ここから住宅街を抜けると意外に「なぜ?ここに?」なお店が点在しててついキョロキョロ

・東山ストア


お肉もですが・・・気になったのはココ! ↓

イラスト良くない?

・関口ベーカリー

そして〜パン 建物の右に巨大なパンの赤文字???

めちゃくちゃ渋いんだけど、ここのバケット焼き上がりが良くてリピートしちゃう。ゴマぱんもいい!そしてリーズナブル!


4・東山公園


素直になんでここにこんな広い公園あるんだろうなぁ〜って3年前くらいに散歩してて思った、元々池尻大橋エリアってあまりいったことなくて、土地勘いまいち理解できてない・・・

綺麗な銀杏並木あったり木々がイキイキしてるというか大きいというか?

乙女椿満載〜まるで降ってきそうな感じ

ここは元・駒沢練兵場付近 ↓参考:あとで読みたい

先ほどの、源頼朝の芦毛塚といい、馬繋がりの多いというか、場所的に馬なしには移動は考えられない・・・そういえば前回は鷹狩りの場所だったくらいなので確かに「馬」とは切っても切り離せないのかも

そして、ここが山頂だとすると、だいぶ高低差があり急坂路訓練など昔は過酷な訓練の場所だったそう。 参考 ↓

今は桜も咲いて、車も少なく子供達がのどかに遊ぶリラックスした公園ですが歴史を紐解くと驚き!

確かにここから世田谷公園も近いし、陸上自衛隊 三宿駐屯地も、三宿病院も近い・・・

・東山街かど公園

東山貝塚公園=東山街かど公園 この横に〜

・東山貝塚遺跡


真ん中の木の下が2号住居跡???らしい

5・東山貝塚公園

・東京三大貝塚の1つとして史跡指定されている東山貝塚跡につくられた公園
・明治中ごろ、坪井正五郎博士を中心とした調査
・東山二丁目から三丁目付近の目黒台の台地から目黒川の斜面にかけて広がる縄文時代の生活跡
・たて穴式住居が復元され、4,000年から5,000年前の古代人の生活場面が模造
・公園の真中に石組されたせせらぎは、遠い昔そのままに崖下から湧く湧水が流れてる

https://www.city.meguro.tokyo.jp/shisetsu/shisetsu/koen/kaiduka.html

ここでは、スポットガイドの方の資料をみながら旧石器時代〜縄文時代〜弥生時代の違いとその生活の変化などを聞きつつ、東山貝塚跡を見学。

ここには虫なども多く生息していますが、日本語を話す人のみが聞き取れる特性として「虫の音」という「虫の声」を聞き取れるというエピソードが面白かった。

最後にたて穴式住居が復元の中にある古代人の生活場面をみて園内を散策。

参考 ↓


この公園のことを知人がサンクチュアリと呼んでいたのをふと思い出した、水辺の生き物の生物も多そう。

東山貝塚公園の前には東山児童公園があり、ここにも馬が・・・
馬というよりはカバにも見えなくもない・・・


6・目黒天空庭園


目黒天空庭園は以前よく行ったなぁ〜最近はきてなかったので新鮮〜

何か新しいものを作るときそこが元々何があったかを記録としてとっておくことがあるらしく、今回は建物の裏にあるそのエピソードから〜

↓ 見る角度で新旧の地図 ↑

元々、池尻大橋は玉電の池尻駅と大橋駅だったそう、その真ん中あたりできたのが現在の池尻大橋駅

このパンチングの前の地面には線路と駅の段差が少し残してあり、それは9階の天空公園への橋からプラットホームの残してある部分を見ることができる、人がいるとよりわかりやすいですね〜

この建物は、図書館なんかもあって下にはLifeというスーパーもあり、ジャンクションですがあまり音も気にならないのでマンションも住みやすそう。個人的には駒場も近いし〜

脱線したので戻して〜目黒天空庭園できてから10年だそう、なんか月日が早い・・・最近できたイメージある私・・・

ちなみにオーパスとも呼ばれますが、オー=大橋、パス=橋という意味らしい・・・大橋でいいんじゃない?っていうガイドさんの言葉に「確かに!」とか思ったり〜

第13回屋上・壁面・特殊緑化コンクールで国土交通大臣賞受賞
2013年グッドデザイン賞や都市公園コンクールで国土交通大臣賞などを受賞
・2014年10月に行われた第13回屋上・壁面・特殊緑化コンクールにおいて屋上等の特殊空間の緑化に積極的に取り組み、優れた成果をあげたとして、国土交通大臣賞を受賞
・屋上緑化は、ヒートアイランド現象の緩和や省エネルギー、生物多様性、景観の向上など都市環境の改善に大いに寄与

https://www.city.meguro.tokyo.jp/shisetsu/shisetsu/koen/tenku_jusho.html

屋上に「土」それは軽量化が大事! これはオープンにあたりだいぶご苦労されたエピソードを聞きながらしみじみ10年経った景観を愛でる


富士山はこの日見れませんでしたが、ここからはちょうど写真真ん中あたりに見えるそう〜

そしてこのデッキ右側から見えるのは〜「おおはし里の杜」


ここでは菅刈小学校がうるち米25kg収穫し、皆さんでいただいたそう。
目黒区では他に田んぼがあるのは筑波付属小学校?(失念)でこちらは、もち米をケンネル公園で作っているそう。

ここは普段は入れませんが、年に何回か入れるそうで・・・・
近々入れるのは〜2023年3月23日みたい

ここは登録すれば犬の散歩もOK=エレベーターに抱えて乗れる子に限られますが・・・

畑があったり〜

花壇には花々も咲きほこり〜

葡萄棚もあったりして!さらに収穫した葡萄でワインも作り〜11月23日のオーパス天空庭園収穫祭で試飲したりもできたことも〜 

その様子 ↓

園内にはかなり大きな信楽焼の鉢がありダイナミック

その信楽焼の経緯を聞きながら園内散策

天空なだけによく、目黒川の桜が一望できると思う方がいるみたいですがここから見えるのは東京タワーなの〜桜は全く見えないの〜

この公園はたくさんの活動がなされていて面白い〜

こちらで今回のまち歩きは終了〜

今回はスポットガイドではなく、参加者でしたがついついメモ魔になってしまい落ち着きなく聞き入る場面多数。

東山公園が一番個人的に意外だったぁ〜それ以上に密かに面白かったのは参加者、スポットガイド、ミュージアムの方、そして私と髪が赤い人が4人!(濃いピンク含む)
類友って言うけど、なかなか同じ時間に赤っぽい色合いの髪の人が4人も珍しく・・・別の意味で印象的でした〜

急にも関わらず参加のご対応いただきありがとうございます!

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