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サッカーにおける守備の基本(観察編)

みなさんこんにちわ!

今回は「サッカーおける守備の基本(観察編)」というお話です。
守備における”観察”は次のプレーへの準備です。今回は、その守備における準備についてお話しいたいと思います。これは、どうポジションを取れば良いかということにもつながりますよね。

①視野の確保をする
②ボール保持者の状況をみる
③自分が対峙している敵の状況をみる
④自分の強みを活かせるようにする


①視野の確保をする

下の図にサッカーで良くある状況を表しました。青が守備側、赤が攻撃側で、赤の2番がボールを持っている状況です。
守備側の準備としては、ボールを持つ赤の2番と自分がマークしている赤の選手を視野に入れておかないといけません。ですので、ポジションは下図のようになります。視野の中に入れておかないと、ボールが入ったときに対処ができないですからね。
また、ゴールに近い青の2番、3番、5番、8番は攻撃の選手とゴールを結んだ線上にポジションを取るのが基本です。これは、単純にマークしている相手にボールが入った際の準備。シュートコースを切っておくためです。

守備の視野.001

いい例があります。日本代表vsオーストラリア代表のアジア最終予選です。4’11秒あたりを観ると、DFの視野の確保の様子がわかると思います。草サッカーでも、日本代表でもサッカーでやる基礎は同じです。この場面では日本代表の左サイド今野選手にボールが入りましたが、いいポジションをとっているため、問題なく対処できているシーンです。

②ボール保持者の状況をみる

①で視野に入れている赤の2番の状況です。この選手がボールをもって前の味方にパスできる状況なのかを観察する必要があります。

例えば、マークについてる青の6番が激しいプレスをして、赤の2番がバックパスをしようとした場合、青のDF(ディフェンダー)はディフェンスラインを上げて、赤の選手たちをゴールから遠ざける動きをしないといけないですよね。

逆にボール保持者が前にパスができる状況であれば、パスの出し先をケアする必要があります。これは先ほどの日本代表の動画での今野選手の対応がいい例になります。

③自分が対峙している敵の状況をみる

さて、次は自分がマークしている相手の状況です。相手は点をとりたい。アシストをしたい訳ですから、いろいろな動きで揺さぶりをかけてきます。

『サッカーにおける動きだしのコツ』に書いたとおりですが、例えば、赤の選手は青と青の選手の間の中途半端なポジションをとって、どっちがマークするかわからなくしたり、視野から消えたりして①で書いたようなポジションを取れなくしてくるんです。

④自分の強みを活かせるようにする

③で相手を観察したら、どうすれば自分の強みを活かせるか考える必要がありますよね。
例えば、自分が相手より体が強ければ、相手に体を当てれる状況をつくると言うのも一つの方法です。
逆に相手の方がスピードのある選手であれば、スピードに乗られる前にボールをカットするまたは、ボールを触らせない(パスがきたらインターセプトする)などいろいろ方法はありますよね。

以上が守備の基本(観察編)です。日本代表には冨安選手というワールドクラスの20代の選手とうとう出できました。
冨安選手は高いレベルでこの準備ができていますよね。

この冨安選手の動画を見てみるのもいい勉強になると思います。

では、また

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