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サッカーにおける動きだしのコツ

みなさんこんにちわ!

今回は「サッカーでの動きだしのコツ」というお話です。
動きだしいうのは、ボールを持っていない選手がどう動き始めてボールを受けるかの部分の話です。よくサッカーではオフザボール(OFF THE BALL)と言いますよね。では、どう動きだせばよいか、いってみましょう。

①動きだしの理由
②牽制の動き
③囮の動き
④受けたいポジションへの動き
⑤静と動

①動きだしの理由

動きだす理由はなんでしょうか。敵をだます囮の動きでしょうか、牽制の動きで様子をみる動きでしょうか。動きだしには理由があるはずですよね。
動きだしを分解すると大きく3パターンにわけられると思います。


(1)牽制の動き
(2)囮の動き
(3)受けたいポジションへの動き


動きだしは、最終的には敵より速く有利なポジションをとるというのは忘れちゃいけないですよね。試合中にただフワフワっと動いてしまっている選手をみかけます。それではもったいないですよね。まずは理由をもって動きだすことが大事です。

②牽制の動き

サッカーには相手(敵)がいます。敵がどう反応するかをみてみましょう。敵の動きがわかれば、それを利用すればいいですよね。

③囮の動き

あえてもらいたいポジションと違う動きをして、敵を引き付け、本来ボールを受けたいポジションを開ける動きです。良くあるのが、ゴール前で、
・視野にいる⇒消える
・視野にいない⇒現れる
・いこうとする⇒いかない
・いかない⇒いく
という動きですね。

よしもと新喜劇のスッチーと一緒です(笑)

これも敵の様子をみることが大事です。

いい動画があります。
プルアウェイとかウェーブの動きという動きです。


④受けたいポジションへの動き

受けたいポジションはどこにするの?って話がありますよね。
ヒントは、自分のプレー時間を確保できて、敵にとって危険な場所です。
自分のプレー時間が確保できる場所の例としてはこんな感じです。

名称未設定

3人の敵でつくられた三角形のちょうど真ん中で受けるんです。「敵と敵の間で受ける」と、敵から一番遠い距離でボールを受けることになり、自分がプレーする時間が確保できます。フリーになる時間が0.1秒でも増えればプレーの幅は変わっってきますよね。この動き出しには、重要なポイントがあります。それはタイミングです。タイミングを間違えると、三角形の真ん中で受けられなくなったり、自分をマークしていた敵がついてきてしまいます。パスをくれる味方と、動きだすタイミングを合わせることが必要です。

いい例があります。

⑤静と動

最後に、動き出しというのは、読んで字の如く「動くこと」と思っている節が日本のサッカーにはあると思います。動きすぎてもダメです。敵もマークするあなたを観察していますから手の内がバレてしまいます。動かない時と静かにしている時の緩急はメッシが典型的な例です。こういう動き出しの上手い選手を映像で研究したほうがいいですよね。今の日本人選手では、セルティックにいる古橋選手が一番上手いと思います。

動きだしって、奥が深いですよね。
動きだしで、敵のマークを外すのは、鬼ごっこににています。試合時間90分のうちボールを持っていないのが、85分程度です。それを考えると、鬼ごっこに特化した選手になる価値は十分にありますよね。

■PS
動きだしは、『動き直しを繰り返す』ことも重要ですよね。だってサッカーは笛がなるまでプレーがとまらないからです。実は、敵も動きだしを防いだあとが一番隙のある瞬間です。何度も繰り返して敵をギャフンと言わしちゃいましょう。

では、また

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