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サッカーにおけるシュートのコツ

みなさん、こんにちわ!

たくさんサッカーを観て、サッカーをして、サッカーについて考えたりしながら、気がついたことを書いていこうと思います。
どうぞよろしくお願いします。

今回は「サッカーにおけるシュートのコツ」というお話です。

練習や試合中に、シュートしてもなかなか入らなかったりしますよね。私もどうしたらコールが奪えるのか、いつも考えていました。今回はそのコツをお話をしたいと思います。

①ボールからの視点を意識
②コースを開ける準備
③シュートは体を鞭のように使う
④シュートコース、ゴールを見ない

①ボールからの視点を意識

自分の視点ではなく、ボールからの視点というのがポイントです。ボールからの視点を想像してみてください。自分の目の前にDF(ディフェンダー)とが立ちはだかっていて、自分からの視点だとシュートコースは空いていないとします。でもボールからの視点だと、ボール1個分コースが空いているんではないでしょうか。しかも、ボールはカーブもループもできて、曲線的に進む事ができるんです。さらに、股の下にボール1個分通れるコースはないでしょうか。股の下が空いれなければ、DFの足の脇は空いてるはずです。

こういった感じで、ボールからの視点をもてば、さらにシュートコースは広がりシュートチャンスは増えるはずです。

良い例が2018年のロシアW杯の乾選手のセネガル戦でのゴールです。リンクをはておきますね。

0’12あたりから観ていただくとわかるのですが、DFとGK(ゴールキーパー)で乾選手自身からの視点だとコースは塞がれていると思います。でもボールからの視点を観れば、右側のコースが空いている事がわかります。ボールの視点を持つ事によって生まれたゴールだと思います。

②コースを開ける準備

ボール1個分のコースがない場合や、自分がシュートしやすいコースがない場合ありますよね。その時は自分でコースをあける”下準備”をします。


再度①でご紹介した動画の1'13~1'14を観てください。(再度リンクを貼っておきますね)


1'13のたった1秒の中に乾選手の”下準備”が観れます。
乾選手は右利きで、右足でカーブをかけて巻いて蹴るシュートがホントに得意です。その状態に持っていくための”下準備”はこんな流れだと思います。

1.長友選手からボールをもらう
2.右足でトラップ

 (→右足で蹴れるコースは空いていない。)
3.左足を前方へ踏み込んで左に行くフェイント
 (→セネガルDFか左に一歩つられる。ボール1個分の右のコースが空く。)
4.右足で巻いてシュート
 (→セネガルDF の重心は左にいっていたため、足を伸ばしでもとどかない。)

これをシュートをする前にまわりを観察しながら、意識的に準備するがコツなんです。


③シュートは体を鞭のように使う

では、シュートはどう蹴ればいいでしょうか。
結論からいうと、鞭のように体の力を抜いた状態で蹴るのがいいです。よくサッカーの実況で「ちょっと体に力が入ってしまいましたね」というときがありますよね。力んでいる状態だと、力をボールにうまく伝えられないからです。理由としては、力が入っているとボールに力を伝える面が板で押したようなっちゃって、うまく伝わらないからです。野球のバントみたいな感じです。バントで強い打球は飛ばせないですよね。(プッシュバントは別だと思いますが)

力がいい感じで抜けた状態にするには、
1.目一杯力を入れた状態にして、力を抜いて力が抜けた状態を感じること
2.膝を少し曲げて力を抜くと、肩の力が抜けることを知る

この2つを知っておくといいと思います。


④シュートコース、ゴールを見ない

シュートはシュートコースを読まれないことが大事です。
シュートコースをみる動作を、シュートする直前にいれると、シュートのタイミングが遅れます。ですので、シュートはどこに打つかを事前に観察しておくのが大事です。

良い例がJリーグでの宇佐美選手のゴールです。0’08あたりから観ていただくとわかるのですが、一度ゴールをチラッと見ていますが、そのあとシュートするまでゴールは見ていません。宇佐美選手はこういうシュートがうまいんです。

DF、GKからするとシュートコース、ゴールを見ないでシュートをされると、どこを狙っているかわかりづらくなります。シュートをするときの足の角度などで、コースはある程度わかりますが、一番は視線の情報をシャットダウンするとコースはわかりづらくなります。PK(ペナルティーキック)の時キッカーはGKと目を合わせないですもんね。


どうでしょうか。コツはお話ししても実際やるとなると、難しい事が多いです。ですが、どんどんチャレンジして上達していきましょう!


P.S

シュートのコツの中で一番手をつけやすのが、④ではないかと思います。意識的に、あらかじめ空いているコースを観察しておいて、シュートをしてみましょう!!


では、また!!!

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