サッカーにおける得点パターンの割合について
みなさんこんにちわ!
たくさんサッカーを観て、サッカーをして、サッカーについて考えたりしながら、気がついたことを書いていこうと思います。
どうぞよろしくお願いします。
今回は「サッカーにおける得点パターンの割合について」というお話です。だいぶざっくりとしたタイトルです。敵チームから点を取ることがなかなかできない。どこの代表でも、どこの小中学校チームでも点を取れない壁にぶつかります。やっぱり攻撃ってむずかしいですよね。
攻撃を知ることとは、実は守備を知ることと同じです。
だから、僕はまず攻撃からのチーム作りをしていくのが、正解なんじゃないかと思っています。守備から入ると守備陣形を崩して攻撃にいかないといけないときに、躊躇してしまいます。攻撃にネガティブになってしまします。特に日本は守備から教えることが多いように思うんですよね。守備の話はしないで、意識的に攻撃から入ると、攻撃をするための守備のメンタルに変わりますよ。
攻撃を実現するには、相手がどういう守備をしているか観察する必要がありますよね。相手の弱いところを突いていく。強いところを攻めるにしても、1つ、2つ仕掛けが必要だったりします。相手の守備を観察、研究すると、攻撃を知ることになります。他のチームがどう攻撃して崩しているのかを知ることで、守備の勉強にもなります。
いい例があります。
日本対韓国の試合です。この時期のザックジャパンはかなり細かいところまで分析して、選手たちへの落とし込みをしています。1’40ぐらいの韓国陣地でのスローンから始まるシーンなんですが、サイドでスローインをする人を含めて3対3になりました。数は同数ですが、サイドとゴール前のDF(ディフェンダー)との間にスペースが空いていますよね。これを意図的に利用してゴールへ結びつけようとしている仕掛けです。
韓国はマンマーク気味に守備をしていると研究・分析してわかっていたので、サイドに日本の岡崎選手、本田選手がわざと密になっています。韓国のセンターバックはゴール横のスペースよりもゴール前の方が大事なので、なかなかスペースを埋めるために出てこれないというところをついています。
サッカーでは、岡崎選手がスローンからボールを受けた場所、ゴール横のエリアを取るとゴールの確率がグンと上がるんです。だから、このエリアのラストパスからゴールが生まれているシーンをよくみますよね。
2つ目に、よく言われるサッカーでの得点パターンの割合はこうなります。
・セットプレー 40%
・カウンター 35%
・遅攻 15%
・アクシデント 10%
アクシデントはゴールキーパーがバックパスの処理を誤ってゴールに入ってしまったりするような相手のミスです。
セットプレーが一番多くて、流れの中ではカウンターが一番得点率が高いんですよね。ですから、僕も含めて皆んなが好きなパスワークで崩すというのは、得点割合としては低いです。
相手の守備の体制が整っているところから崩すのと、整ってないところを崩すのは、かなり大きな差があるという事ですよね。
カウンターの良い例があります。
1’21辺りからです。「ロストフの14秒」と言われているベルギー代表のカウンターです。観るとわかりますが、日本の守備陣形が崩れた状態なので、かなり攻めやすい状態であると思います。でも、かなり早い。。
サッカーの攻撃で大切なことは、冷静な目で研究・分析して考えることなんじゃないかと思います。
攻撃をして得点を取りたい
→相手の守備を分析しよう
→あれ?対戦したことない相手だけど、どうする?
→だいたい一般的なフォーメーションで4バックのチームの動画で考えてみよう!
→センターバックとサイドバックの間って空きがちだな
→ここを狙ってパスを受けよう!
→でも相手がスペース開けてこなかったらどうする?・・・
どんどん、なぜなぜ分析をしていくことが、得点への近道ですよね。
ぜひ、練習して、いい攻撃ができるようになってください。細かくは書けませんでしたが、今回は得点パターンの割合についてちょっぴりお話ししました。
では、また!!
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