銭湯巡礼記③~調布「鶴の湯」(23年2月)
「映画のまち調布 シネマフェスティバル2023」で「耳をすませば/On Your Mark」を観に行ったあとで、最寄りの銭湯を探して訪れたコチラ、「鶴の湯」さん。
道路沿いなのに行ったり来たりと探してしまった。でも見上げれば湯屋の煙突があったじゃないか。慣れない場所での運転は時間がかかる。
玄関先にタバコをくゆらすローカルヤンキーな若い女性がいて、つっかけサンダルの人たちが多く出入り。完全に地元民御用達の香りがする。多摩川沿いのこの辺りはどこか侘しげで、なんだか時が平成前半で止まったようだ。
館内の平米数に対して脱衣場が広い。長イスがガムテープで補修されていたり他、年季が入っているのが伝わってくる。相対的に、浴室内は狭い。脱衣場→浴室→湯船、といった具合に、どんどん手狭になっていく。湯船は4つ(うち1つは水風呂)、そのどれもが、大人3人も入れば密着、といったサイズ感。円形の湯船は余計狭く感じる。
常連客同士が湯船の縁に座っておしゃべりしてる。アットホーム。そんな手狭な湯船なので、縁に腰掛けられてしまうと、湯船に入れないよ!でも彼らはお構いナシだよ!その雰囲気が完全にムラ社会で、本当にローカルなんだなと言外に伝わってくる。
深大寺さん周辺いっぱい銭湯あるんだなー。距離にしたらすぐなのに、なかなかこれまで訪れないエリアだった。今後開拓してみよう。今回は星2つ。
満足度:★★☆☆☆
<了>
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