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アナザーエナジー展 @森美術館

東京・六本木の森美術館で開催されている

「アナザーエナジー展:挑戦しつづける力──世界の女性アーティスト16人」に行ってきました!

1950年代から1970年代にキャリアをスタートし、今日に至るまで活動を続けてきた
72歳から106歳でキャリア50年以上の
16名の女性アーティストに注目し、その活動が取り上げられた美術展

彼女たちの出身地は14ヵ国!
活動拠点も表現方法もそれぞれ違うけれど、
全ての作品や言葉から、長く活動し続けてきた彼女たちのエネルギーを感じられる場所でした!

宮本和子
「黒い芥子」

糸-機織り-女性の労働 というように
女性をイメージされる糸を使って
白人男性中心の美術界への批判を表現、
美術界に新しい風を吹かせた、と考えられる作品
なにで表現するか、
言葉ではなく、素材や形など、
伝え方が考え抜かれた作品。とても印象的でした

スザンヌ・レイシー
「玄関と通りのあいだ」

ニューヨーク・ブルックリンの住宅街の一角で365人の活動家が、人種や階級、フェミニズムなどの社会問題について話し合い、
その会話を多くの人が通りを歩きながら聞くというパフォーマンスの映像

日本ではあまり聞かないけれど実際に世界では起きている、女性差別、人種差別の体験が語られ、
それらに対する訴え、思いが話合われていて
共感できる言葉や、そうでない言葉に
夢中になって今回の展示で1番長居した場所でした
私の場合、
女性だからいい思いをした。
日本人だから得した。
そう思えてしまう経験が多く、問題が身近ではないし素直に入ってこない意見も多いです。
ただ、自分が経験のないことを知ったり、
考えさせられたりする機会を得る事は、とても勉強になるし考え方が広がるから、大切にしたいしそういった時間は自ら増やしていきたいなと思います。

さいごに

こちらのアナザーエナジー天気は、
2022年の1月16日まで開催予定です!
事前予約制なので、
ぜひネットから予約をして訪れてみてください。

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