「夜のラジオ」<3分で読める!眠れない夜に心ほぐれる物語>
“3分で読める!眠れない夜に心ほぐれる物語”
「このミステリーがすごい!」編集部編
以前に、“3分で読める!コーヒーブレイクに読む喫茶店の物語”の読書感想文を書きました(一番下にリンク記載)が、今回も25人の作家さんの競演を楽しみに読みました。😸🏳🌈
ファンタジー的、ミステリーものと内容は様々ですが、その中で私が気になったのは以下の5作品です。
「運命」 岡崎琢磨さん
「眠れない男」 塔山 郁さん
「君の夢に出られなくても」 青山美智子さん
「枕元のおっさん」 柏てん さん
青山さんは、痒い所に手が届くと言うか、そうなって欲しいことを見事に表現してくれて短い文章でも充実感たっぷりです!
その中でも一番心に残ったのは「夜のラジオ」を書いた一色さゆりさん。
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高校生の僕は、毎回楽しみに聴いていた深夜ラジオの最終放送日に自分のメッセージが読まれるかドキドキしながら待っていた。しかし、なかなか読まれずに次が最後のメッセージ。読まれたのは僕ではなく今朝会った女性のメッセージだった。その女性は僕が鞄につけていたラジオ番組のストラップを見て気がついた。「この人は同じラジオを聴いている仲間だと」
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疲れる日々の中、ラジオで元気をもらう人。
同じラジオを聴いている仲間と出会い、心が救われること。
自分のメッセージは読まれないが、”ラジオを通じた出会い”に心がじんわりとあったかくなりました。
私はこの本をお昼休みに読み、じんわりと心がほぐれましたが
あなたはどの作品が心がほぐれるでしょうか?
書き続ける楽しみを感じています、その想いが伝われば嬉しいです~