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1年で最も街が静かな日

あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

本題の前に、少し昨年の振り返り

昨年の夏にSIGMA fp Lを購入してから約半年が経過しました。当初は6100万画素を扱えるかどうか、手ぶれ補正がなくても大丈夫か、などなど不安だらけでしたが、今ではすっかり常用カメラとして定着しています。(今まで使っていたα7Ⅲもいざという時は頼りになるのですが、利用頻度が半年に1〜2回程度となってしまい、少し宝の持ち腐れ感があるのでもうすぐ売りに出すかな・・・)

SIGMA fp L

10月には、これまでEマウント用レンズとして所持していたSIGMA 35mm F1.2 DG DN ArtをLマウントに交換してもらい、SIGMA fp L用として使っています。SIGMAレンズだからこそできる技。マウント交換時に各種調整もしてもらえるので、4年目のレンズにしてちょうど良いメンテになったのではないでしょうか。レンズは資産という名の通り、マウントが変わってもバリバリ現役で頑張ってもらう予定です。1kg以上ある超ヘビーなレンズですが、開放のボケや絞った時のメリハリまで様々な表現ができる頼もしいレンズ。

SIGMA 35mm F1.2 DG DN Art

そんな筋トレレンズで撮った写真がこちら。もしよければご覧ください。

ボディと同時に購入した24mm F2 DG DN Cも、シグマのIシリーズということもあり重宝していましたが、年が明けて売却してしまいました。理由は色々ありますが、中でも大きな理由がこちら。

Leica Elmarit-M 28mm ASPH (6th)

いやーついにM型ライカの世界に手を出してしまいました。レンズ沼がより一層深くなったような気がします。2024年はこのレンズでも色々と試していきたいところです。ただ、マウントアダプターがまだ手に入っていない(純正はちと高いので日本製のRAYQUAL狙いですが、在庫がなく今月下旬頃までお預けとなりそうです)ので、実写はこれから。非常に楽しみです。

1年で最も街が静かな日

本題に戻ります。タイトルにもある通り、個人的「1年で最も街が静かな日」の一つに元旦が入ると思っています。街が静かな、というより「人が少ない」と表現しても差し支えありません。とにかく人が少ないのです。

SIGMA fp L / SIGMA 35mm F1.2 DG DN Art

もちろん、初詣や初売りなど人が集まるところはありますが、人流が普段とは異なるため、「いつもなら人がいるのに、全く人がいなくなるところ」が存在すると思っています。

誰もいない御堂筋

ここは大阪の中心部を南北に走る「御堂筋」です。普段は人で賑わう通りも、元旦は少しもの寂しい雰囲気があります。確かに、この辺はオフィス街なので人がいないのも納得ですが、どこか不思議な静けさを感じます。

写真家中野正貴の作品で「TOKYO NOBODY」という写真集をどこかでちらっとみたことがあります。人で賑わっているはずの東京なのに、そこには誰も写っていない。SFのような、ドラえもんの「どくさいスイッチ」回のような光景。でも合成でもなんでもなく、本当に実在した瞬間ということに感銘を受けた記憶があります。

誰もいないわけではなく、「誰もいなくなる瞬間」をじっと待つ。簡単なようでなかなか出来ないことだと思います。

元旦 早朝ではなく朝10時くらいです。

御堂筋の中心部、本道4車線、側道2車線。普段なら必ず車があるくらいのイメージですが、奥の淀屋橋の交差点あたりまで1台もいません。

淀屋橋

さて。
「今日の街はいつもと空気が違うな」と感じるように、その空気感を写真に写せるように今年も知識や表現の幅を広げていきたいですね。

今年もよろしくお願いします。

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