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顔を合わせなくても仕事ができるいま、会社に所属する意味を考えてみた

リモートワークが当たり前になって、「会社に所属している感」が薄れたなーと感じたので、わたしが会社に所属している意味を考えてみました。

リモートワークにより会社に所属している感が薄れた

ここ1年で一気にリモートワークが浸透しました。直接顔を合わせてコミュニケーションをとることがほとんどなくなり、画面越し・チャットでのコミュニケーションが主流となっています。「同僚と一度もリアルで会ったことがない」なんてこともいまや当たり前ですね。

リモートワークになったことで、通勤時間が削減できたりコミュニケーションのあり方を見直したりと、良い変化はたくさんあったように思います。
でもふと、「会社に所属している感」が薄れたかも、と思ったのでこの記事を書いています。

特に今は、会社に所属せずにフリーランスとして生計を立てることも一般的になりつつあります。となると、会社に所属する意味ってなんでしたっけ?あれ?わたしはなんで今の会社に所属しているのかしら?

「誰と」「何を目指すか」が会社に所属する意味になる

前述のとおり、仕事自体はフリーランスでもできます。わたしの場合、人事の仕事を業務委託で請け負って生計を立てるという選択肢もあるわけです。

そんな中で、わざわざフィードフォースに所属して人事の仕事をしている意味を考えてみると、「仕事の先に何を目指すか」「誰とどう働くか」の2つだと思い至りました。

仕事自体ではなく、仕事の先にあるミッションを実現したい

わたしは人事の仕事がけっこう好きで、楽しんで仕事をしています。でも、その仕事単体だけ切り取ってめっちゃ楽しいと思えることはあまりないんですよね。例えば毎月行っている残業時間の計算は、控えめに言ってもしんどくてめんどくさい仕事です。残業時間計算単体では楽しくありません。

仕事単体で楽しさあるのではなくて、その仕事をすることで会社のミッション実現が近づくから楽しいと思えるのです。しんどくてめんどくさい残業時間の計算も、ミッション実現のために必要と思えているからやる気になりますし、仕事全体でみると楽しいと感じることができています。

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わたしの所属しているフィードフォースのミッションは『「働く」を豊かにする。』こと。このミッションにワクワクして、本気で実現したいと思えているから仕事が楽しいし、会社に所属している理由になっています。

(ミッションをどう実現したいかは、『なべはるがどう「働く」を豊かにしたいのか』に書きました)

価値観に合ったカルチャーで働きたい

もう1つの「会社に所属する理由」は、誰とどう働くか?です。同じミッションを目指すにしても、働く人や社風によって日々の仕事体験は大きく変わると思います。

「誰とどう働くか?」は、言い換えると企業文化(=カルチャー)と言えそうです。
どんな人を採用するか・どんな仕事ぶりが評価されるか・どんなコミュニケーションが望ましいか・どんなことをダサいと感じるか……こういったことの日々の積み重ねによってカルチャーは少しずつ決まっていきます。明文化されてなくてもカルチャーは必ず存在するはず。

(カルチャーを表現したくて書いたnote)

わたしは、働く環境を選ぶうえでカルチャーをかなり重視しています。以前、カルチャーが自分にまったく合わない企業で働いていたとき、自分という存在がごりごりと削られていく感覚に陥ったことがあるので。自分に合う、削られないカルチャーで働きたいと思うようになったのです。

いま所属しているフィードフォースのカルチャーはすごく気に入っていて、会社に所属する理由になっています。例えば、「正しいことを正しくやる」「チームで成果を出す」「みんな優しくてていねい」「話せば分かる」「アニメや漫画のガチ話をしても引かれない」などなど。
こういう環境で、削られずに自分らしくミッション実現を目指したい。

ミッションとカルチャーがその会社らしさを決める

というわけで、わたしがなぜ会社に所属しているのか?を考えてみると、「ミッションとカルチャーが気に入っているから」という理由でした。
「人事」という仕事自体はどの会社でも同じだとしても、その会社のミッションとカルチャーしだいで仕事体験は大きく変わります。

ミッションとカルチャーによって「その会社らしさ」が決められて、そこに気に入るかどうかが、その会社で働く理由になると思うのです。

人事の仕事ってめっちゃ大事なのでは…

こうして、「わたしが会社に所属している理由」を考えてみると、「ミッションとカルチャーが大事」だと改めて気づくことができました。

そして、人事の仕事はミッションとカルチャーを社内外に発信することなんですよね。
ミッションとカルチャーからなる「自社らしさ」を言語化して社内外に発信することが、社員にとっても候補者にとっても「フィードフォースで働く理由」になりえます。

特に、リモートワークの普及で直接顔を合わせることが減って、会社に所属している感を感じづらくなっている今こそ、カルチャーの醸成と発信の重要性は高まっています。カルチャーの醸成と発信が「自社で働く意味」になるのです。人事の仕事ってめっちゃ大事ですね…!

何より、わたしはフィードフォースのミッションとカルチャーが気に入っています。「フィードフォースらしさ」を正しく発信して、共感してくれる人をもっと増やしたいと思うようになりました。
「なんで会社に所属してるんだっけ?」と疑問に感じて考えてみたら、いまの仕事にさらにやりがいを感じるようになったのです。やったぜ!

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