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好きな作家さん2人の紹介

気付いたら1ヶ月近くnoteを更新していなかったと気づきました。お久しぶりです。

今回のテーマは、「好きな作家と私にとってのバイブル本」です。

私は日常的に本を読むわけではない(学校行ってた頃に暇つぶしのため、買ってたくらい。あとは個人的読書ブームが到来したときに読むくらい。)だったので、読書マイスターではないことだけお先に言っておきます。

早速スタートしましょ〜!

好きな作家1人目:島本理生さん

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まずは好きな作家さんからのご紹介です。
島本理生さん、ご存知ですか?

私は本を手に取るまで知らなかったのですが、数年前に映画化された「ナラタージュ」や今年2月に上映開始した「ファーストラブ」の作者さんなので、まあまあ有名かと思います。

好きポイントは、言葉の美しさ
最初に手に取ったのが、「わたしたちは銀のフォークと薬を手にして」なのですが、読み終わったとき、なんともいえない気持ちになりました。

参考までにあらすじはこちら。

残業も休日出勤もいとわない仕事熱心なOLの知世。そんな彼女の楽しみは、仕事で出会った年上のエンジニア・椎名さんとの月二のデート。江の島の生しらす、雨の日の焼き鳥、御堂筋のホルモン、自宅での蟹鍋……。美味しいものを一緒に食べるだけの関係だったが、ある日、彼が抱える秘密を打ち明けられる。行方のわからない大人の恋を描いた恋愛小説。
引用:幻冬社ホームページ

ナラタージュやファーストラブをみたことある方ならなんとなく想像できるかも知れないですが、少しだけ大人の恋愛を描いています。
だからこそ、全体的に落ち着いたトーンで物語が進む印象があるのですが、
「静かながらも熱がこもっている」、そんな言葉選びをされています。

きっと好きな人はハマるのではないでしょうか。
2冊目に手に取ったのが、「君が降る日」

恋人を事故で亡くした志保。その車を運転していた彼の親友・五十嵐。同じ哀しみを抱える者同士、互いに惹かれ合っていく「君が降る日」他2編収録。恋の始まりと別れの予感を描いた恋愛小説。
引用:幻冬社ホームページ

苦しいけれど、嫌な気分にはならない(あくまでも読んでいるこちら側が)。3つの話が入っているのですが、一貫して「恋の始まりと別れ」がテーマになっています。

恋愛ってうまくいくことのほうが少ない気がしていて、しんどいことがあるたびに嫌になってしまうけれど、この本を読んだとき、なんだか救われる気がしました。

いろいろな形の出会いと別れがあって、けれど大抵の場合皆感じることは一緒なんだね、と思いました。


寂しくて、ぽっかりと心に穴が開く気がするけれど、出会いを恨んでいるかと言われると全くそうではない。
むしろ出会って成長させてくれたことに感謝して、次へ進もうと思うのではないでしょうか。少なくとも私はそうです。

島本理生さんの小説は、まだ上記の2冊しか読んでないですが、文体が好きすぎて、早速「ファーストラブ」(映画見ていない)と「大きな熊が来る前に、おやすみ。」を買いました。

読むのが楽しみです。

好きな作家2人目:辻仁成さん

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つづいては、辻仁成さんです!

この方も言葉での表現の仕方が綺麗なんです。
というか、私自身、言葉を綺麗に使う人が好きなので、好みにハマったのでしょう。

有名な本が、真ん中にある「サヨナライツカ」です。

こちらもあらすじをぺたり。

“好青年”と呼ばれる豊は結婚を控えるなか、謎の美女・沓子と出会う。そこから始まる激しく狂おしい性愛の日々。二人は別れを選択するが二十五年後の再会で…。愛に生きるすべての人に捧げる渾身の長編小説。
引用:幻冬社ホームページ

3冊連続幻冬社出版なんですね、今気づきました。

あらすじの中に、ちょっと色気ある表現ありますが、過激じゃないので安心してください(笑)

辻仁成さんも大人の恋愛を描くのが得意なのかなと思います。
「愛のあとにくるもの」とか「嫉妬の香り」も、「サヨナライツカ」を好きな人は好きだと思います。

とはいえ、この方の本はすべて好きかと言われるとそうではなくて(笑)
決して批判するわけじゃなくて、自分自身がまだそれほど長く生きてない(22才)ので、理解するのが難しいです。

もうちょっと大人になったら、30才とかになったら、楽しく読めるのかな、なんて思ってます。

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以上、私が好きな作家さん2人の紹介でした!

みなさん好きな作家さんはいますか?

もしよろしければコメントで教えてください!

いろんな発見をしたいです😊

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