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ドラッグでの破滅を描いた衝撃作『レクイエム・フォー・ドリーム』

1、2年前に観て衝撃を受けた作品を、昨日再び見直しました。2度見ても衝撃的な印象は変わらず、最後まで画面に釘付けになるほどです。

『レクイエム・フォー・ドリーム』とは

『レクイエム・フォー・ドリーム』は、ドラッグで人々が破滅する様子を描く2000年のアメリカ映画。普通に暮らしていた未亡人サラ、その息子ハリー、ハリーの親友であるタイロンと恋人のマリオンが、ドラッグに溺れ破滅していく様が、衝撃的な展開とカメラワーク・映像で表現された衝撃作です。1996年のイギリス映画『トレインスポッティング』を彷彿させますが、それよりさらに生々しくなっています。

薬物乱用の恐ろしさ、気持ち悪さが存分に描かれる

ドラッグの高揚感を表すため画面いっぱいに瞳孔が一気に開く様子を映し出した映像、後半へ進むにつれて目まぐるしく切り替わるカメラワーク、劇的で厳かで不穏な空気が漂う音楽など、ありとあらゆる手法を用いて、ドラッグの恐ろしさをこちら側に訴えかけてきます。「薬物ダメ」と言われるよりも、『レクイエム・フォー・ドリーム』を見る方が何十倍も効果がある。興味がある人にはぜひ一度観てほしい。


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