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ドクダミを食べる

最近、何とドクダミを食べ始めた。

野菜も高騰しているし、ベトナムで種類は多少違うもののドクダミを香草的に食べているというのを見て、それなら長かった梅雨の間にこれでもかと繁茂していたドクダミの有効活用(?)を、というわけで、はじめは恐る恐る。今は普通に。


料理で使うのは基本的にフレッシュのものなので、そうするとどうしてもあの臭気がついてくる。そこで考え出したのが、同じように香りの強いハーブと一緒に使うという技(?)で、基本的に爽やか系の、ローズマリー、タイム、レモンバーム、レモンバーベナ、スペアミント、オレガノ、シソなどと、刻んで塩もみして少し置いたものを使うことにした。塩がなじんで水気が出て少ししんなりしてきたら準備OK。

油にクミンやコリアンダーを中心としたセリ科のスパイスやマスタードシードなど、カレーを作るのに使うようなものをごりごり入れテンパリング。充分テンパリングできた頃の油に唐辛子、にんにくを散らし、しばらくしたらお肉やお魚(備蓄の缶詰のことが多い)を投入。火が通ってきたら、ドクダミ&ハーブ達も鍋に加えて炒めて、最後にトマト(備蓄のトマトジュースのことが多い)をIN(プラスでレモングラスを入れるのもあり)。汁気と塩気を調整して胡椒をミルで挽いてかけて出来上がり。

肉や魚が無い時は、ひよこ豆など豆類を入れたり、高野豆腐を入れたりもする。あと、ミョウガがとれた時はミョウガを入れることもある。春ウコンを使う時もある。


肉以外は常備品・備蓄品・畑のものでできるのがこの時期には最高だし、意外にも結構おいしかったのだ。そして、スパイスやハーブの配合、肉や魚の種類を変えれば別物になるので、飽きることなく食べ続けている。

トマトには身体を冷やす効能もあるし、この時期繁茂して使い切れなくなりがちなハーブ達、と、何より厄介物にされがちなドクダミを大量に消費できるのも良い。

まあ、ドクダミメインというよりは、香草スパイスごりごりトマトスープを食べているだけなんだけれども。笑

もうしばらく、葉物(?)として、ドクダミにも活躍してもらおうと思っています。せっかく生えているんだし。

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