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"ナナメの視点"を持つことで、あなたの色が生まれる。

自分がいずれは発信側、導く側、提供側になりたいという想いがあって、
そのために何か自分で講座を受けるとき、

【ナナメの視点】を持つ
ということが大事だと私は考える。

【ナナメの視点】を持つとは、

先生の話を鵜呑みにして、
自分が先生の"複製"になろうとするのではなくて、
自分ならではの視点を見つけること。



何かを学ぶ際に求められがちな『素直さ』

よく、何かの講座を受講したり、
何かを新しく学んだりするときに、
良しとされる姿勢として、

『素直に学び、実践する姿勢』

というものがある。


もちろん、それも大事である。

何か新しいことを学ぶときに、
「本当かよ」のような疑いの気持ちや、
「もう聞いたことあるし知ってる」のような素直じゃない気持ちを持っていると、

脳が、新しい情報をインプットすることをストップしてしまう。

「疑い」や「慢心」の思考が、
新しい情報が入ってくることに対してのブロックになってしまうのだ。


そのため、

先生からの教えに対する『素直さ』を持てている状態が良しとされるし、

それを持てていないことで、
それが結果が出ない原因であると、責められてしまうことさえあるだろう。



"素直な姿勢"の落とし穴


もちろん、その『素直さ』は重要ではあるが、

先生の全てを盲信してしまうことの落とし穴も存在するように思う。

それは、

"自分自身の意見や考えを持つことを放棄してしまう"

という点である。

これは、『生徒』として受講している間は、さほど問題ないかもしれない。

しかし、これが顕著に問題として表れ始めるのは、

自分が独り立ちした後である。


自分自身の意見や考えを持つことを放棄した状態のまま講座を終えてしまうと、

いざ講座を修了して実際に現場に出たときに、
「先生の模倣」をしてしまう。


つまりは、

先生と同じような発信をして、
先生と同じような雰囲気を出して、
先生と同じような価値観を取り入れて、
先生に教わったそのまんまを自分も提供しようとする。


素直でお行儀の良い、先生にとっての模範生徒でいすぎてしまったが故に、

「自分らしいやり方」
ということを考えることが足りず、

「自分はどうやれば良いか」
がわからなくなってしまうため、

結局、

「先生と同じようにやるべきだ」
「先生のようにやるのが正解だ」

という思考が無意識に働いてしまう。


そうするとどうなるか。


先生と同じように(模倣して)やってみる



自分らしさ(個性)が埋もれてしまっているからこそ、仕事が上手く回らない



自分らしさを出せてないから、だんだん苦しくなってくる



「やっぱり自分は向いていないのだ」と諦める


このような結末に陥ってしまう。

これこそが、素直で聞き分けの良い模範生とであることの落とし穴である。


講座修了後に独り立ちできるために。


そのため、

講座が終わってもちゃんと独り立ちできる自分であるためには、

先生の話を受け入れつつも、

『私だったらこう考える』
『私だったらそうは思わない』
『私だったらこう伝える』

その視点は常に持っておくことが重要である。

その視点こそ、
あなたならではの個性
となり、
あなたならではの観点
になる。


発信者やサポーター業として独立していく上では、

自分らしさ、
自分ならではのポジション、

といったものを確立しておくことが非常に重要である。

それがなければ、
競合他社に埋もれてしまい、"自分という商品"を選んでもらえる理由がなくなるためである。

もちろん、先にも述べたように、
自分が知らない『知識』の部分については、

最初っからひねくれ満載の姿勢だと、
基礎となる大事な学びすらも入ってこなくなるため、

ある程度の素直さは必要である。


しかし、
それ以外のあり方・やり方・捉え方、
といった箇所については、

むしろ思考停止で真似するのではなく、

どんどん【ナナメ】で捉えながら、
自分ならではの、色・ポジション・スタンスを見つけていく姿勢が重要となる。


あえての"ナナメの視点"が、今の仕事に活きている。


私は昔から、
すぐ人の言葉の矛盾が目に付いてしまい、
親とか先生の話もちょっと批判的な角度で聞くような、
面倒な子だったと自負しているが(笑)、

いい意味で鵜呑みにせずに
穴や矛盾を見つける
ということは昔からやっていたように思う。

昔は、そんな自分に対して
『素直じゃなくて良くないな』と感じてしまうこともあったが、

今ではその視点を持てていることが、
今の活動において非常に役立ってくれていると感じている。


なぜなら、
その先生の価値観やスタンス、教え方、言い回し、捉え方…
そういったところについて、

『私ならこうやる』
『私ならここが気になる』

その視点を持てることで、


その違和感とかじれったさ
歯がゆさをバネに、

『私はこういう発信をしよう』
『私の講座ではこうしよう』
『私の講座ではこれを大事にしよう』

という、
自分ならではの色を見つけやすくなる
から。


それは、
自分で何かを提供したり発信したりする活動をする上で非常に重要な、

『あなたならではの唯一無二のポジション』

となることは間違いない。


これまでずっと優等生の立ち位置でいた人にとっては、

ナナメの思考を持つことに抵抗を感じる人もいるかもしれない。

だが、自分が主導となってサービスを提供していく上で、

いかに他者に埋もれずに自分ならではの立ち位置を確立していけるかを考えていかなければ、

仕事として継続していくことはできないはずだ。


そのためにも、講座受講の段階から、講座修了後を見据えた視点を持てることが重要なのである。

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