見出し画像

【読書記録】赤と青とエスキース

こんにちは、なつめです。

最近、図書館で青山美智子さんの作品をよく借りています。

今回読んだのは『赤と青とエスキース』です。


表紙から惹かれるこの本、すっごく面白かった!

青山さんの作品は、登場人物たちがどこかで繋がっている展開が多いのですが、この本はその最上級って感じです。

帯に『二度読み必至!』と書かれてあったので、「青山さんお馴染みの展開の仕方なのね。」と思いながら読み進めていくと、その予想を超えていました。

そして帯に書かれてあるとおりに、二度読みしてしまいました。笑


これがあれで、あれがこれで、ここがこういうことか…!と大興奮しました。すっごく面白い。

点と点がすーーーーっと線で繋がるあの感覚が、ゾクっとするし気持ちいい。

そして感動。
読み終えたら「あぁ、良かったなぁ。」ってなります。

一章の冒頭にあるこの文が、しみじみそうだなぁと思います。

難しいのは、続けること。どこが最終地点なのかわからないまま、変わりながら、だけど変わらないで、ただ続けること。

『赤と青とエスキース』p.6より引用


30年の愛の物語。
こんな魅せ方があるんだぁって驚きでした。


ストーリーも仕掛けも面白い一冊です。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?