イメージで商品を買うのは危険すぎるのでは?

最近仕事の関係で
保険に関する本を読んだ。

その本には
保険に関する様々な注意事項が書かれていた。

知識の乏しい私にとっては
とても参考になる話ばかりだった。


その中でも、
とりわけ直感的にわかりやすかった話がある。

それは
保険は数字が全てなのにcmなどでは
具体的な数字を出さずに
良さそうな雰囲気だけを出している。

と言った内容だった。

これには納得せざるを得ない。

しかも、
保険という商品の関係上
タチの悪いことがいくつかある。


保険とは契約形態によるが、
長い間保険料を払わなければならない。

そのため、
他の商品よりも長く、高いお金をである。

だからこそ、
契約する前に綿密に計算し、
必要な保険を必要な分だけ契約するのだ。

それが保険を契約するときの
正しい契約方法と言える。


なのにである。

テレビで流れる保険のcmを
思い返していただきたい。

どこもかしこも
高感度の良いタレントなどがおり、
具体的な数字はまるで出さない。

具体的なことは何もわからないが
なんとなくイメージで宣伝している。

しかも、
大抵そういったcmを流せるのは
大企業の保険会社である。

それも相まって
保険について詳しくない消費者は
「大手だから安心」
「cmで見たことあるから」
と言ったなんとなくの理由で決めてしまう。

これはかなり危険なことだと
思わざるを得ない。


私はfpといった
保険に関するプロでもなんでもない。

しかし、
何か商品を購入しようと思うのであれば
それに関する知識や評判を
ある程度調べることが
我々消費者のするべきことだと考えている。

それは額が大きいものほどだ。

保険は確かに契約などがわかりにくいが、
ネットで調べれば情報は手に入る。

もしその情報が煩雑でわかりにくかったら
本を買えばまとまった情報がわかるだろう。

その本の出費や調べる時間が
面倒・無駄と思うのは危険だ。

その時間・お金によって
自分自身を守ることができるためである。

買った後に泣き寝入りをしても遅い。

イメージや雰囲気に流される、
賢い消費者になるほか
自己防衛する手段はないのだ。

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