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裁縫不要!失敗から編み出した、不器用さんでもできるミルク缶カバーの材料と作り方

赤ちゃん向け手作りおもちゃの代表格、ミルク缶おもちゃ。
かわいいカバーを掛ければぽっとん落とし、コロコロ、チェーン引っ張り、太鼓など汎用性が高い。

わが子にも手作りのおもちゃを作ってみようと思い立ち、ミルク缶カバーの製作に取り掛かることにした。

早速googleで「ミルク缶おもちゃ 作り方」と調べてみると沢山のページがヒットした。
が、問題は、作るにあたり裁縫が必要なものばかり・・・

裁縫が苦手な私からすると、「1か所縫うだけ!」ですらやる気を奪われる。裁縫道具箱は小学校の家庭科用のものが家にあるが、長年開いてすらいない。

その上、昔から細かい作業が苦手で、大の不器用。
工作的なモノづくりは好きだが、計画&買い出しが一番ワクワクし、肝心の作る工程は雑という謎な性格。

そんな私が失敗を重ねながらも試行錯誤し、これなら不器用さんでも作れる!というミルク缶カバーの作り方を編み出した。

こんなニッチな記事にニーズがあるのか疑問だが、何故か記録に残しておきたくなってしまったので書いてみることにする。

※本記事に掲載している材料は失敗編も含め、全て百均(ダイソー)で購入したものです。

1.失敗編

①ダイソー「貼れる布」シリーズ

裏に粘着テープがついた薄い布。上のリンクは無地だが、店舗にはかわいい柄も沢山置いてあった。
「これそのままミルク缶に貼ったらいけるじゃん!」と思い、早速購入。

→不器用なためまっすぐ貼れない。斜めになる。貼りなおそうとして一度はがすと、布が薄いためシワになり、裏の粘着シートの部分同士が張り付いて取れなくなってしまった。収拾がつかなくなり断念。
また、布が薄いため、ミルク缶に直接貼ると、ミルク缶の柄が透けて見えてしまった。

②ボンド+画用紙
「貼れる布」の反省を踏まえ、ミルク缶の柄が透けないように厚目の紙を準備。
ミルク缶にボンドを薄く塗ってから、画用紙を貼っていく。

→今回も斜めにずれる。何度かやり直そうとするうちに、紙がシワシワになり、ボンドも乾いてしまう。くっついた箇所を無理にはがそうとして紙を破いてしまい、断念。

③両面テープ+フェルト
両面テープなら張り直しができるし、フェルトならミルク缶の柄も透けない!と思い材料購入。

→また斜めにずれる。貼りなおそうとするが、フェルトの繊維が両面テープに張り付き、粘着力が弱くなってしまった。
失敗ではあったが、今までで一番成功に近づいた気がする。

2.失敗から分かった、最適なミルク缶カバー材料の条件

①~③の失敗を踏まえ、最適な材料は以下の条件を満たすものではないかという考えに至った。

・ミルク缶の柄が透けないよう、ある程度の厚みがある
・何度も張り直しができる
・破れにくい
・シワが寄りにくい、できたとしても目立たない

そこで再度、ダイソーに買い出しに走った。

3.これなら不器用さんでもできる!

①白いクラフトテープ100円(ガムテープ)+リメイクシート300円
百均でもよく見かけるようになったリメイクシート。
壁紙や木目調の柄も多いが、中にはポップな柄も。

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そのままだとミルク缶の柄が透けてしまうので(私はこれで一回失敗した)、先に白いガムテープを巻き付ける。白がなければ、普通のガムテープでも多分、大丈夫。

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その上からリメイクシートを貼る。
何度か斜めになったが、張り直しも簡単!丈夫なので破れない!
何とか形になった。
多少のシワがあるが、娘が使うものなので許容範囲とする。

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②両面テープ100円+キルティング布200円

先に両面テープ(太目ものがよい)を巻き付け、後からキルティング布を巻き付ける。

薄い布のように透けることもなく、フェルトのように貼りなおしても繊維が両面テープにつくこともない。
厚みがあるので、目立ったシワもできにくい。
これまで試した中で、一番簡単にできた。
切れ端は縫たっほうがいいのだろうが、私は面倒なので切りっぱなし。

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応用して太鼓を作ってみた。
太鼓の革の部分はこれまたダイソーの人工革、糸はタコ糸。
型紙はこのサイトでダウンロード可能。
私にしてはかなり頑張った・・・!



4.終わりに

あらためて、完成品はこちら↓

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左側のフタは、ダイソーの「貼れるフェルト」をミルク缶のフタにそのまま貼った。
これからポットン落とし用の穴を空ける予定だが、ここまで作ったところで満足してしまい、まだ空けられていない。

おまけ:メルカリで買ったハンドメイド品はやっぱりきれい

身も蓋もないことを言うと、ハンドメイドのミルク缶カバーがメルカリでも沢山出品されている。
私も1つ購入してみたが、600円ほどでクオリティの高いものが届いた。
一番右が、メルカリで買ったカバー。
これは中におもちゃや布を入れて、引っ張って取り出す遊びに使っている。

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今回の検証結果を得るまでに3回ほどダイソーに行き、2週間ほどが経過。
自分で作ればコストも安く済むと思ったが、失敗作も入れるとそこそこの原価が掛かってしまった。
手っ取り早く入手するならメルカリの方が結局安くつく。

でも、自分が作ったおもちゃで娘が遊んでくれる嬉しさは味わえるので、一度は手作りしたいという気持ちがあれば、是非チャレンジしてみてほしい。

このようなことに時間をかけられるのも、育休の醍醐味かもしれない。

お読みいただいた方、自己満度100%の記事にお付き合いいただき、ありがとうございました。


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