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インテリアコーディネーターへの依頼体験談【依頼理由・良かったこと編】


2020年、新築でマンションを購入しました。

その際、マンション販売会社とは別の、個人のインテリアコーディネーターさんにお部屋のコーディネートをお願いしてみたので、記録を残しておきたく本記事を書きました。

本記事では、私がインテリアコーディネーターさんに依頼をした【理由】と、依頼してみて【良かったこと】【注意すべき点】を記載しています。

特に新築マンションを購入される方は、マンションのオプション以外にもこんな選択肢もあるんだ!ということを知っていただけたら嬉しいです。

依頼~納品までの流れは、別記事にまとめました↓

1.インテリアコーディネーターさんへ依頼した理由

①マンション販売業者側の担当者との相性がイマイチだったため

思えばこれが、全てのきっかけでした。

マンション販売業者主催のインテリアオプションの相談会に意気揚々と出かけた私。
商談テーブルに現れた担当者は、マンション販売会社の協力会社の営業のおじちゃん(推定年齢50代)。

決して悪い人ではないし、商談時間も限られるので仕方ないのは承知ですが、こちらの希望・実現したいイメージのヒアリングも全くなく、ひたすら一方的に話されて辟易としてしまいました。

新居のインテリアを、この人にお任せしたいとは中々思えませんでした。

②新築オプションよりもゆっくり考える時間を確保できるため

マンション販売会社経由でカーテンや壁紙、その他オプションを頼むと、申し込み期限が内覧会前となります。
私が購入した新築マンションの場合は、11月中旬の内覧会・12月下旬の引っ越しに対して、各種インテリアの申し込み期限が10月初旬。

特にアクセントクロス(壁紙)やカーテンは、実物の部屋や床の色を見てから決めたかったので、外部の方にお願いすることで、マンションの工事スケジュールにとらわれずにゆっくり考えられるのは良かったです。

③幅広いメーカーの商品を選択できる

新築マンションの場合、カーテンや照明はどこかのメーカーと提携していることが多く、新築のオプションで選ぶ場合は、提携メーカーの商品の中から選ぶことになるかと思います。

例えば、私の購入したマンションの場合は、オプション販売会の会場が、某カーテンメーカーのショールームでした。

当日見せていただいたサンプルの中から(種類はかなり多かったです)強いていえばこれかな・・・というものはありましたが、すごく気にいったものはありませんでした。

結構高額な料金になるし、毎日視界に入るものなので、妥協せず決めたいと思いました。

また、照明も、販売業者のカタログには気に入ったものが見つからず、ネットでもっと安価でよいデザインのものも沢山あることが分かっていたので、あえて販売会社経由で買わなくてもよいかなと思いました。

④家具の提案もしてほしかった

新築マンションのオプションで頼めるカーテン・照明・壁紙以外に、家具のコーディネートもお願いしたかったためです。

最初は自分でネットで探すことも考えましたが、家具に関する情報やセンスに乏しい自分が、膨大なアイテムの中から素敵なものを見極めるのは難しいと考えました。

2.インテリアコーディネーターさんに依頼した内容

私が最終的にインテリアコーディネーターさんに手配してもらったのは、以下です。

【コーディネーターさんを通して発注したもの】
・カーテン 3部屋分 ※採寸、取り付け含む
・アクセントクロス(壁紙)2部屋分 ※職人さんの手配含む
・照明 1部屋分 ※取り付け含む
・食器棚 ※工事業者さんの手配含む
・家具数点(スツール、ラック)

【商品の提案だけしてもらい、実際はネットで自分で手配したもの】
・テレビ台
・照明 2部屋分

インテリアコーディネーターさん経由でも手配はできるが、値引きがきかないため、自分でamazonや楽天で頼んだ方がポイントがつくのでお得ですよ、と提案いただきました。

【提案はしてもらったが、結局購入しなかったもの】
・ベッド、寝室のサイドテーブル
 子供が小さいため、転落の危険性なども考えてベッドは無しとしました。
・リビングの棚
 最初は新しいものを買おうと思っていましたが、元々持っていたものも悪くなかったので、コスト削減のため購入は見送りました。

3.依頼してよかったこと

①満足のいくインテリアになった

やはり一番大事なのはここです。

自分ひとりでは見つけられなかったであろうメーカーの製品やアイテムも提案していただきました。

イメージだけ伝えて、具体的な商品選びはお任せできたのもよかったです。

たとえば、ある部屋のカーテンについては、
「色はグレーかオフホワイト系、ちょっと透け感のあるリネンぽい素材。
 でもマンションだから防炎加工されているものがマスト」
とお伝えし、提案してもらった中から選ぶだけ。

私は割と細かく指定しましたが、もっとお任せでもよいと思います。

②トータルコストが削減できた

今回、インテリアコーディネーターさんに依頼した目的はコスト削減ではなかったので、多少高くつくのは仕方ないなぁと思っていましたが、
結果的に、提案料30,000円+手配料30,000円=合計60,000円を含めてもトータルコストは削減となりました。


《コストが削減できた主な理由》

・照明・食器棚のコスト削減
 照明・食器棚は言ってマンションのオプションで頼むと、かなり高くつきます。
 私が購入した食器棚(タカラスタンダード)は工事費込みで345,400円でしたが、近しいレイアウトのものをマンションのオプションで頼んだ場合、約50万円。差額は15万円以上になりました。

 照明も、マンションのオプションカタログ上でも30-40%程度の割引がありましたが、なにせ元の値段が高いです。
 同じメーカーの製品でも、他の経路で買った方がお得なケースが多いと思います。

・ついでの工事でピクチャーレールを無料で取り付けてもらった
 玄関や部屋でコートや帽子を掛けるのに使うピクチャーレール。
 取り付けてみたかったものの、新築マンションのオプションだと1か所34,000円とお安くはない金額。

 そこまでお金掛けたくないからやめようかな、と思っていたところ、
 インテリアコーディネーターさんから、「食器棚の工事のついでに、ピクチャーレールとかちょっとした取り付けは大工さんにお願いしますよ」と提案があったので、「ぜひ!」と乗っかりました。

マンションのオプションで使うものと全く同じ商品が楽天で売っていたので、自分で買って、工事日当日に取り付けを依頼。

 製品自体は4か所合計で約15,000円だったので、オプションで取り付けた場合の34,000円×4か所=136,000との差額は121,000円。

コーディネーターさんによって、どこまでやっていただけるかは分かりませんが、ついで工事がお願いできるかどうかは、一度聞いてみるとよいです!

3.インテリアコーディネーターに依頼する際に注意すべき点

①手間が掛かる

記事を読んでいただければお分かりかと思いますが、
マンション販売業者経由で全て依頼するのに比べて手間はかかります。

ただ、自分で全て手配するのに比べれば、もちろん労力はかからないわけで・・・手間が掛かる度のイメージとしては、

自分で全て手配>>>インテリアコーディネーターさんに依頼>マンション販売業者

です。
対して満足度は、

インテリアコーディネーターさんに依頼>>自分で全て手配>マンション販売業者に依頼

だったので、コスパ(かけた量力に対する満足度) という意味ではよい選択だったと思っています。


②コーディネーターさんに選びは慎重に

これも当然のことではありますが、
自分と合わないコーディネーターさんを選ぶと、
かえってストレスがたまることになりかねないので、納得のいく方と契約しましょう。

コーディネーターさん選びさえ間違わなければ、後はどうとでもなると思います!

個人的に大事だと思った基準は、

・センスが自分の趣味と合っているか
・提供するサービス内容と料金を分かりやすく示してくれるか
・仕事相手として信頼できそうか(誠実さ、レスポンスの早さ)

です。

番外編:マンション販売会社のオプションで頼んだもの

下記については、インテリアというよりは部屋のインフラ面に近い部分なので
素直にマンション販売会社のオプションで頼みました。

・床暖房の面積拡大
・キッチンカウンターの延長
・コンセントの追加・移動


これからご自宅を購入される方、模様替えを考えている方々の参考になると幸いです!

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