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祇園祭 神幸祭を見に行く散歩(?)(24.7.17)

今年の祇園祭、前祭の山鉾巡行は鶏鉾がアクシデントで巡行を途中で打ち切ったり蟷螂山の脚が外れりと、色々あったそうで。

そんな巡行のあった日の夜は、神幸祭の神輿渡御です。
そもそも八坂神社の神様が三基の神輿に乗られ、京都の街を回られる前の露払い的な意味合いがあるのが山鉾巡行なので、祇園祭の本来の目的は神輿渡御だとも言えるのですね。

昼間の山鉾巡行は、平日だと仕事があってなかなか見に行けないのですが、夕方から深夜に行われるお神輿は毎年のように見物に出かけています。

例年は三基(子供達が担ぐ四条若御座も含めると四基)の神輿の内、最後に巡行する西御座神輿の巡行ルートの終盤、寺町三条~河原町三条~四条河原町~河原町松原~四条寺町あたりを神輿と共に歩いているので、今年もそのつもりでいたのですが、前日に不注意から転倒して足首負傷。
なんというタイミングの悪いこと。

正直行くのは無理かなと思っていたのですが、当日夕方になって急速に具合が良くなってきたので、無理をしない程度に行ってきました。

という事で7月17日・水曜日。午後10時20分、寺町松原から、これを散歩と呼べるのかはなんとも言えませんが、とにかくスタート

今日は帰る頃には終電が終わっているので、
神輿渡御の終着点・四条寺町から下がった
寺町松原あたりに車を停めてスタート
河原町松原。
見物客も警備の警察官も見当たらず、
神輿がもう通過したのかまだ来る前なのかちょっと分からない状況

ひとまず河原町通を北へ向かってみます

グッドネイチャーステーションというショッピングモール。
なんだか今京都府立植物園とのコラボでイベントをやっているそうで、
バオバブの木が植物園から出張しているとか。ちょっと気になる

四条河原町の交差点に着くと、丁度三基の神輿の最後に巡行している西御座神輿が四条木屋町を下がっていくところでした

四条通の向こうに神輿の列
木屋町通を下がっていく西御座神輿の後ろ姿がチラリと見えました
こちらは巡行を終え帰路につく東若御座の方々

例年この状況なら河原町を下がって神輿に先回りをするところなのですが、今年は足が万全では無いので四条河原町の交差点で、松原通から河原町通を上がってくる神輿を待つことにします

続々と帰っていく他の神輿の方たち

暫く待っていると、南の方から神輿の列がやってきました

四条河原町を東に向かう西御座神輿に私もついていきます

神輿は高島屋別館のあたりで小休止
そして再び御旅所に向かって動き出します

神輿は四条寺町の御旅所の前に着くと、三周ほど練り歩きます

無事に神輿が到着すると、拝礼が行われます。
先ほどの盛り上がりから一転して、厳かな雰囲気に包まれます

拝礼が終わると、神輿を御旅所の中に入れる為に提灯や長柄が外されます

外された長柄

そして、慎重に御旅所の中へ

儀式の際に奏でられる雅楽は御旅所の向かいにある宝くじ売場に設えられた
特設の演台で奏でられていました。
なんとも当選しそうな匂いのする宝くじ売場であります

神輿が御旅所の中に入っても、諸々の準備でまだ近づけないので周辺を散策

新京極のアーケードの中から御旅所を
寺町通では、長柄をしまいに行く皆様
錦の入口までついていきました

御旅所に戻ると、規制線が解かれ神輿の傍に近づけるようになっていました

普段八坂神社におられる神様が、これから24日の還幸祭までこちらにおられる事になります

神輿に手を合わせて、そろそろ帰路に。
四条通を河原町へ、南に下がって途中右折し寺町を南下して帰りました

Nintendo KYOTOの一階ではマリオがまるで捕らえられたように
桃園亭の先で右に曲がって寺町へ

どれくらい歩けるか心配でしたが、なんとか今年も神輿を見る事ができて良かったです。
また一週間後、還幸祭の頃には足も良くなっているでしょうからまた神輿と共に歩きたいと思っています


約2.3km 3615歩

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