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7月の終わりに、小さな絵を購入した。それは、私がフォローさせて頂いている、まつお さんの記事から紹介されている、ゆめのさんの絵だった。

「夏の夜空」という題名のその絵は、蒼く蒼く澄んでいて、殺風景な部屋を少し明るくしてくれるだろうと思ったのだ。

まつおさんは、最近、最愛のご家族をお2人、亡くされている。失意のうちに詩を書き始めたられたが、そんな中で出会った、ゆめのさんの絵に感銘を受け、その感動を他の人にも是非味わってほしいという思いをこめて、記事の中で紹介をされている。

私は、一度、そのサイトに飛んでみた。すると、すぐにゆめの さんの世界に入り込んだ。空。宇宙。私は、その写真や絵が好きなのである。見ていると、時を忘れてしまうほど見惚れてしまう。

「夏の夜空」は、私の心を掴んで離さなかった。

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家内には内緒で、独断で、すぐに購入した。金額的には、何の貢献にもならないような金額ではあったのだが。

ほどなく絵が自宅に届いて、開いてみると、思ったよりも小さかったが、サイトで見た絵よりも心を和ませてくれる落ちつきと、雰囲気があった。

決して絵心があるわけでもないが、直感的に、これだ、と、思って購入した絵だ。すぐに家内にも見せた。そして事情を話すと、すぐに近くの文房具店に額を購入しに行くのにつきあってくれた。イメージ通りの白い額縁は、家内がその店で見つけてくれた。


テレワークも増え、部屋のレイアウトを変えようとしていた時期でもあったので、当初は、リビングの、暫定の場所。でも、毎日私や家内の目に付く場所に、飾った。

毎日目にする絵だ。家内がどう思うか少し心配だったが、家内も、

綺麗だよね、この絵。

そういって、いつも、絵を褒めてくれた。


夏休みが過ぎ、そして、秋も深まってきたが、今になってようやく、机のレイアウトも変えて、私の落ち着く場所が定まってきた。そして、ようやく、絵の飾り場所も、決まった。

ちょっと狭い場所だから、絵からすれば、不満があるかも知れない。

だが、いつも、私の目の前に、ある。

ボーッとするときも。何かを考え込む時も。音楽を聴きながら癒される時も。仕事をする時も。noteの世界に歩み入る時も。疲れ果てて寝落ちする前も、いつも、我が目を前に移すと、ゆめのさんの、「夏の夜空」が、ある。


私は、空や宇宙の写真や絵が好きだ。でもその中でも、「夏の夜空」は、特別なものになった。この絵を見ていると、時を忘れて見惚れてしまう。私のスキやコメントの返し。そして仕事が遅いのは、そういう時間に埋没しているからである。

ただ、その時、私は、心の底から癒されている。


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