イラスト
フォローさせて頂き、フォローして頂いている、noteの世界の方の中で、絵を描かれる人も、いらっしゃる。そういう人の中で、このあいだ、私のイラストを描いてくれた方がいる。
瑛香さんだ。
私がnoteの世界に来てから、ほどなく、私が瑛香さんの記事にたどり着き、一方的にコメントをし、フォローをし、繋がりを持ちかけたのである。
瑛香さんは、可愛いイラストを描かれる。写真も、なかなかに、凄い。お料理の写真を撮られることもあり、私が特に惹かれるのは、空の写真である。そして、そこに、少しの詩が添えられている。
私は、イラストの女性の瞳の表情と、その、素直な詩にも癒され、よく、訪れている。
その、瑛香さんが、私のイラストを描いてくれたのである。もちろん、お会いしたことも無いし、私の写真をお送りしたわけではない。瑛香さんのイメージで、描いてくれたのである。
それが、これである。
私は、嬉しすぎて、本当に、言葉に詰まった。
どういうふうに、お礼をしようかと、真剣に考えた。
本当に、ちょっと、涙が出てきた。
実は、瑛香さんは、以前、歌を配信したことがある。その、記念すべき1回目も、なぜか、ながた師範が、私をダシにして、「セーラームーン」をリクエストし、綺麗な歌声で歌ってくれたことがある。
このときも、ながた師範と私の、妙チクリンなやりとりに巻き込まれながらも、嫌な顔ひとつせずに、やってくれた。
記事を見た時、私は、素直に嬉しくて、家内に見せた。
すると、家内が、大爆笑をしながら、こう、言った。
あのさあ、カッコよく描かれすぎでしょ。
そういうイメージを、仮にも与えているんなら、それは、罪だよね。
そして、家内は、続けて言った。
でも、イメージで描くなんて、その人、凄いね。
100万歩譲って見ると、若い頃、痩せていたコジくんに、似ていないことも、ないかも知れない。1億歩譲って。
心の中の、リトルkojuroが、苦笑しながら呟いた。
譲る歩数が、言葉の前と後ろで、100倍になっているし。
私は、自分で自分を例えるイメージは、芸能人で言うと、鳳啓介だ。
散髪に行くとき、カットにかかる時間が面倒臭くて、必ず10分カットに行く。そして、オーダーもしていないのに、鳳啓介カットに、毎回、なるのだ。
会社の飲み会で、昔は、一発芸などをやらされたが、私は、みんなの前で、ひと言で、大爆笑をとれた。
えーっ、えーっ、これが、鳳啓介カットです。
忘年会や、新年会を、何年、それで乗り越えてきたか分からない。
そのイメージが深すぎて、家内は、大笑いをしたということなのだろう。
私は、正直な話、格好良くない。
瑛香さんが描いてくれたような、格好いい人ではない。
でも、心の底から、本当に、嬉しかった。
家内にひどく言われて、半泣きになっている私を見て、心の中の、リトルkojuroが、慰めるように、呟いた。
良かったな。過大評価でも、コジのことを、描いてくれる人が、ひとりでも、いて。
家内が、上機嫌で、キッチンで、鼻歌で、踊っている。
なぜか、この曲であった。
我が家は、家内が上機嫌ならば、平和である。
これで、いいのだ。
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