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アントレプレナーシップ育成講座で学んだことをどうやって活かすか

SUNABACOのアントレプレナーシップ育成講座が始まり1週間がたった。
講座は昼コースと夜コースに分かれていて、私が受講している昼コースは毎週月・水・金の週3回。講座は3時間で、途中に10分の休憩を2回挟むけれど、終わった後はぐったりしてしまうくらいの内容の濃さ。

環境負荷の測定システムとツールを開発するスタートアップのために勉強をはじめてから、おすすめしていただいた関連書籍を読んで自分なりに学んでいたつもりだった。けれど、この講座を受けてから、自分の理解が全然追いついてなかったな〜と痛感。例えば、アントレプレナーシップ育成講座では人間中心設計(HCD)の開発手順を学ぶのだけれど、ビジネス・クリエーション!に書かれていたのと同じ内容も盛り込まれていて、私の理解が表面的で使えるレベルでは無いということが悲しいほどに良くわかった。無知の知とかそういうカッコイイ感じのことではなく…

開発の手順についてや考え方などについて、講師が噛み砕いて、分かりやすく、実例を挙げながら説明してくれることは、すごくありがたいことだなと改めて実感。しかも、質問にも答えてくれるのだ。そして、ちょっとした練習問題も出してくれる。ただ、習ったことを自分のビジネスにまで落とし込むことに、また高い壁がある。

開発の初めに何よりも重要なことは、求められるサービスを作ること。人々が何を求めるのか、データを取ること。これを環境問題の対策になるようなビジネスに当てはまるように考えるとすごく難しく感じる。

環境を守ることと、楽しく便利に生活することは時に相反するからだ。現代の生活では特に便利なことやスピードが大切に感じられる。ファッション業界では顕著だと思う。

講座の中では「社会的に良いこと」と「ユーザーの求めること」を合わせるようにサービスを設計するのは知恵の使い所と解説されていた。
みんながハマってしまうようなサービスのように環境に良いことにハマってしまうようなサービス設計を生み出せたらいいな〜なんて思った。

なんとなく、まずはファストファッションのあり方について見つめ直す必要があると思う。ファストファッションが当たり前になる以前の2000年ごろと、現在では圧倒的に洋服に対しての感覚が変わってしまった。たった20年の違いだけれど、一着の値段が下がり、手に入りやすくなった反面、衣服のクオリティが下がり、衣服の寿命も短くなり、たいして着ない服を買ってしまうシステムは、いくらユーザーが求めていてもダメだと思う。

環境負荷の低い素材の開発もリサイクル方法の確立も大切だけれど、そもそも大量消費するシステムだと限界がくる。

以前は衣服は消費するものではなくて、財産だった。その感覚を取り戻せたらいいな。


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