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自分の力だけではどうにもならないこと

3月もすでに最後の週。
春は別れと出会の季節ですが、今週はもっぱらお別れの時期。

長女の担任教師が転勤になってしまい、お別れ会に行ってきた。
長女にとっては大好きな先生とのお別れ。これからも沢山のお別れがあって、その度に悲しい気持ちになるのだろう。けれどお別れが辛いということは、それくらい信頼関係があったということ。長女には、その出会いを大切にしていけるような大人になってほしいと思い、また私自身も大切な出会いを重ねていきたいと思った。


長女は学習障害がある。保育園では問題になることは全くなく、楽しく保育園に通ってくれたおかげで全然気づかなかった。

小学校へ入学し、ゴールデンウィーク明けから徐々に学校に行くことが辛くなり、しまいには朝食が喉を通らなくなったり、学校に行こうとするとえずいてしまったりするようになった。

学校に行けても、授業についていけずポロポロと泣き出してしまったりしていた。

担任の先生や学校の発達支援コーディネーターの先生に山ほど相談させていただき、「こども」「相談」というキーワードの入っている様々な相談支援に電話をかけまくり、利用できるサービスや支援を教えてもらった。

おかげで不登校の理由が「読み書きに困難があるため」ということがわかった。学校の先生方も長女にあった学習を考えてくれ、試行錯誤していただいたおかげで、なんとか一年生を終えることができた。

そして、新年度からは特別支援学級に移動することにして、長女にあった学習法でじっくり勉強することにした。

担任の先生のサポートが素晴らしく、長女にあった学習を試してくれたり、メンタル的な部分もよく観察して、とても丁寧に対応していただき、1年生の時とは比べものにならないほど明るい表情で学校に通うことができるようになった。

担任の先生だけではなく、特別支援学級の全ての先生方がチームでサポートしてくれたことなどなど、数えきれないくらい親子共々お世話になった。

おかげで、長女も私も困ったときに「困っている、助けてほしい」と相談することで道が拓けるというポジテブな経験になった。

長女がどんな進路を選択し、どんな大人になるのかは本人にもわからない。親としていつでもサポートしてあげたいけれど、いつまでも一緒にいてあげられるわけではないし、思いのほか早く死が訪れるかもしれない。読み書きに困難があることで、二次障害になり、最終的には自活できないかもしれない。けれども困ったとき辛いときに、周りの人に相談したり行政に頼ったり出来るスキルを身に着けてほしいと切に思う。

それで、親子ともどもお別れ会で号泣しながら帰ってきた。

帰り道、一年を振り返り、先生とのやり取りを思い出しながら、仕事も一緒だよな〜と思った。

自分の苦手なこと、困っていること、うまく行ってないことを相談するって仕事でも大切だと思う。

正直なところ私は相談するのが苦手だ。なぜかというと相談されるのが苦手だからだ。留学経験があると「留学したいんです!」という相談が度々ある。そのたびに親身になって色々調べたり、一緒に考えたりした末に「やっぱりやめました😌」という相談者が特に苦手だった。

だから、自分もそんな相談者になりたくなくて、頂いたアドバイスはどんなことでもやってみるという覚悟ができるまで相談できない…

その他に、そもそも困りごととして認識できてなかったりする。
困難にぶつかると、これを乗り越えたら成長できるぞ!というおかしなモチベーションに火がついて、本来は頑張らなくて良いところで頑張ってしまったりする。

長女の不登校については、辛いのが私ではないことと、子供はまだ自分の事が言語化できないので専門家の人たちに助けてもらう以外に方法がなかったことで、素直に相談できたのだと思う。

仕事に関してはSUNABACOの講座での卒業制作が大きかったと思う。卒制でチームワークを学び、得意・不得意を補うことが自然にでき、成功体験を獲得できた。そして、SUNABACOの講座やイベントで出会ったすなばこーずの方々にカジュアルに意見をもらえることが出来るようになった。ネットショップの引っ越しに関してもWEB制作を一緒に受けているしゃおりさんをはじめ、すなばこーずの人たちに助けられている。

おかげで世界が広がったし、選択肢も増えた。起業はほとんどが失敗すると言われるけれど、派手に大コケする前にツールが増えたことは幸運だったななどと感じた一週間でした。


「未来を切り拓くための5ステップ」はまだ読了ではないのですが、あと本当にもうすこしで終わりそうです。


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