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日記、資格勉強以外

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つれづれなるままに病んだり、エモくなったり。
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記事一覧

いちばん昔の記憶。

私が今も鮮明に思い出せる最古の記憶は、ひいおじいちゃんのお葬式だ。
…といっても、当時の私は幼稚園生で、ひいおじいちゃんの死に顔も覚えていない。私の中のひいおじいちゃんは、昔も今も額縁の中の笑顔のご老人って感じだ。

私の、明確に残っている最古の記憶は、
「泣いている母を慰めようと背中をさすったら、怒られた」。

ひいおじいちゃんが死んだことも、死ぬってどんなことかも、当時の私は知らなかった。だか

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私は読書が趣味の人間です。

私は本が好きだ。
自分にない世界がそこには広がっているし、
文章を通して作者のもつ世界を覗き見ることができるから。

私は日本語が好きだ。
日本語を読みながら頭の中で流れる音の響きが心地いいから。
表現が一筋縄ではいかなくて難しいのに、
不意に、理由なんて説明できないのになぜか、なんだか好きだなぁと思わされる言葉に出会えるから。

私はだいぶ本を読むのが好きな人間で、
何かまとまって時間が取れたら

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夢から冷めてしまう前に。

誰もが青春を夢見て期待を胸に登校する、高校生になった春。

私は入る学校を間違えた。

周りは真面目な人たちばかり。
中学の頃のように信頼できる人とは出会えなかった。

毎日息が詰まるようで。
周りの顔色を窺って息を潜めて、
名前も知らない誰かに対する愚痴を笑って受け流して。

ここにいるみんな、そうなんだと思った。
入る高校を間違えたと思った。
みんな笑っているのに、私だけが歪なカタチをしていた

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16歳の私の取扱説明書

この世の中にはMBTI診断というものがあるらしい。

私は何度やってもずっとINTP。代り映えしないが、論理学者という響きはどこか格好良くてお気に入りだ。

INTPはINFPと並べてdisられがちなタイプ。社不だなんだといわれるが実際社不ではあるので何も言えないのが悲しいところだ。
16種類に分けてそのうち2種類を社不扱いするのはなんだかダサいような気もするが、まぁ知ったこっちゃないやと思ってい

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月に名前はいらない。

最近、家長むぎさんを見始めた。

家長むぎさんのnoteの中に、月に関して語っているものがある。
私は家長さんの素直な感性とそれを表す言葉の数々がすごく心地よく感じて、家長さんの文章がすごく好きだ。

月。
大昔に隕石が地球にぶつかってできた、普通では考えられないくらい大きい、地球で唯一安定的に存在する天然衛星。人類が到達したことのある唯一の地球外天体。

私は今まで月を見上げることが少なかった。

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漢字にしたとたん本性を現すおまじないとかいう言葉

今の私はこんなに苦しいのに、それを忘れて幸せに生きている未来の自分を殺してやりたい
10年やそこらの月日が経てば結局美談にされて終わるんだろう、反吐が出る

幸せに生きている自分を許せない
幸せになっちゃいけない、幸せになりたくない。失うのが怖い。

私は強くない
可愛くなりたいわけでも、賢くなりたいわけでもない
何をしたいかもわからない、何も持ってないし何もしたくない

昼の太陽は私を突き刺して

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はじめて3日連続で学校をさぼった日

私は歩き始めるのが早かった。一人で靴ひもを結べた。安全ピンを止めれた。ピアノが弾けた。楽譜が読めた。木登りが上手かった。竹馬が上手だった。年下の面倒をよく見れた。けんかも少なかった。新しいものに深く興味をもてた。
大人たちは私を4月生まれだと思っていた。11月生まれと言ったら驚く人がほとんどだった。

ずっと優等生だった。
勉強は人並み以上にできたし、部活も真面目にやってたし、楽器は一つ上の先輩よ

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