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【職場】中止決定【コミュニケーション】

昨年に続き、今年も私の職場は忘年会をしないことになりました。

長崎県、長崎市とも感染症の状況は落ち着いていますが、心配な変異株の報道もありますし、自分たちの行動で世の中に迷惑を掛けてはいけないという管理職の考えから、職員で話し合って中止を決定しました。

難しいのは、過度に恐れることによって例えばお酒を提供するお店の利益が出なくなるので、これもまた迷惑とは質が違いますが影響を与えることでしょう。


私自身は家庭で飲酒する習慣がありません。配偶者がアルコールに対してアレルギーがあるので、冷蔵庫にはビールの1本も入っていません。
お酒が好きな方の来客があればコンビニに走ればいいですし。

ですから、職場の方とお酒を飲む機会が現在のように極端に減っても、全く問題がないわけです。
というよりも、お付き合いでお金が出ないので、メリットの方が大きいかもしれません。

一方で少し思ったのが、昨年、今年と職場に入った若人に、学生ではない酒席の雰囲気を経験させることができないこと。
振り返ってみれば、社会人になったころは先輩に連れられて、大きな仕事が終わった後はよく食事をしたりお酒を飲みに行ったりしていました。結婚ではあまり変化はありませんでしたが、子どもが生まれてからはめっきりそのような機会は減りました

だからこそ、忘年会は同僚とお酒を飲む数少ない貴重な機会だったのですが。

「飲みにケーション」なんていう言葉は、お酒が好きな人にとってはこれほど便利な言葉はないのでしょうが、私のようなタイプの人間にはあまり恩恵はありません。
しかし、失敗や成功をふり返りながら、その年1年の労をねぎらう文化があるのは素敵なことだと思います。

学生のときに恩師から、「お酒は注ぎ合うもの」と教わりました。相手の様子を見ながらグラスや盃にお酒を注ぐのはなかなか高度なコミュニケーションです。

年齢も性別もなく杯を傾けて飲む、またの機会を楽しみにしたいと思います。

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