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【みんなのお悩み!】中国語どこから始めよう?|学習の入り口がその後を決める⁈《前編》

「中国語が話せたらいいな」がスタート地点

必ず勉強しなくてはいけない英語と違って、誰かが中国語を学び始めるきっかけは「話したい」が圧倒的に多いような気がします。例えば、中国語圏の芸能人が好きで、同じようなファンの人たちと交流したい、とか。中国人のファン仲間との交流を成立させるためには中国語が必須です。

また、「職場に中国人の同僚がいる」「中国に駐在しなくてはいけない」「仕事で中国人向けに対応する必要がある」など、必要に迫られて中国語を学ばなければならない場合もあると思います。この場合では、「もう明日から使います!」レベルで切羽詰まっている方もいるかもしれません。

中国語は読むほうより、断然、話すほうの必要性が高いです。紙に書かれた情報を渡されるより、中国の人たちは情報を噛み砕いて説明されることを好みます。以前病棟で働いていたとき、医師説明で、医師が手渡した中国語の文章があったとしても、改めて確認されることが多くありました。

もし中国語を学ぶなら、「話す」ことを一番目の目標にするのが良いと思います。

「話す」ためには、どこから始めたらいいの?

日本人の中国語の学び方は、おおむね「読む」「聞く」「話す」の順番なのかなと感じています。私自身ももちろん、そうでした。英語と違って、ある程度共通している「漢字」があるので、なんとなく見れば分かるというのが、日本人が中国語を学ぶときの強みです。

ただ、この強みとも思えるアドバンテージが、かえって中国語を学ぶときに「足を引っ張る」ということもあります。なぜなら、先ほども説明したように、『中国語は読むほうより、断然話すほうの必要性が高い』という理由があるからなんです。

つまりは、漢字を見てわかる能力より、コミュニケーションのために中国語を駆使する能力のほうが必要とされるのです。「文字で見たら、すぐわかるんだけど…」では、いつまで経っても中国人とのコミュニケーションは図れません。

そこで私が現場で実践していたのが、次の方法になります。第一の目標が「話す」ことなので、「話す」(=インプット&アウトプット)から始めて、「聞く」(=リスニング力および発音の向上)へと進むというものです。

看護師・助産師の仕事柄、まずは「相手に伝えること」が大きな目標になるので、この順番が最も効果が出やすく、学習の継続もしやすいのではないかと感じています。忙しい通常業務の合間に学ぶことを考えると、実際的な問題として、学習効率は非常に重要な要素になってきます。

長くなってしまいましたので、今回はここまでにして、次回に続きます♪


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