摂食障がいの克服228【終活】

　【終活】

　仲のいいママ友に終活をしていると話して驚かれたことがあります。

　まだ、早くない？と。

　もう何年も前から終活を始めていました。
　私のPCのエクセルファイルには、謎の『遺言』というデータがあり、いざというときのために毎日（少ない）資産の計算をしていました。

　英語も好きだけど、私はお金のことを考えることが好きです。
　過去に新NISA、固定費削減、資産形成に関しても書いたことがあります。
　固定費というか生活費を削ってきたので、今は10万円程度で毎月生活が成り立つように。

　【固定費・変動費】

　家賃は、いくらまでと決めて家を探しました。しかしながら、譲れない条件は自分の中にあるので安ければいいというわけではなくて。広い地域でヒット件数2件。そんなレベルの家（私的に）暮らしています。

　水道光熱費、通信費、医療費、保険料、・・プラス変動費の食費等。食費は高いです。コンビニに行っているので。それでも生活費は月10万円強ぐらい。（外に飲みに行かなければ）

　息子費用は別経費になるので、自分の生活費というところ。
　息子がもうひとりで独立したので、広い家もいらないわけで、手放したのです。あの家にいたときにはエアコンと冷蔵庫の兼ね合いもあり、何もせずともやはり光熱費は今に比べると、高い傾向にありました。

　医療では、安定剤をやめて、身体の不調のお薬を数種やめたことによって、ぐんと安くなった。今は眠剤と、後ひとつだけ身体の不調のものの2種類服用しています（ここまで書いて飲み忘れてると慌てて服用）

　【FIRE】

　今のお仕事の前に休職期間がありますが、その前の仕事をしている際には、人生に充分疲れていたので、『今まで必死で生きてきて、第2の人生ぐらいゆとりがほしい』が口癖で、仕事をしないで生きていく第2の人生を理想として思い描いていたのです。当時60代を想定していたものですが、現在では『financial independence retire early』という経済的には独立し、会社に縛られない生き方もメジャーになってきている（と私は当時感じた）ので、漠然と50歳ぐらいでリタイアできたらいいなと、思ったものです。

　FIREということばは、従って私の中ではすでに何年も前からメジャーな言葉ですが、今どうなんだろう。

　私は信じて裏切られ信じて裏切られ人間不信になってまた裏切られという人生で、折れた心も失ったお金ももう、ものすごいです。

　将来の不安＝やはりその際の体の不調があり得ないほどにきつくて、常にその時に生きていなかった。その時に生きると辛すぎていつか、きっと楽になれるだろう、そう思って耐えていきてきた。

　なので、少しの希望があればしがみつくし、こんな私でももう一度希望が等とそれまでの絶望に充分絶望していて、なのに冷静に考えられないのでしょう。

　私の絶望記録だけで、どれだけ書けるだろうというほどに、絶望もしてる、人の汚い部分や欲や、自己保身をみてきていて、先日も書けるものなら全部書いてると思ったものですが、墓場まで持っていこうと思います。

　漠然と数年前にFIREを夢見ていたわけです。

　FIREというものは、その日の日銭のために働かないという思想です。

　仮に100万円、手元にある。すると運用するわけです。NISAで。ここでNISAを使わないで、特定口座や一般口座で運用すると、利益部分の20％が所得税として持っていかれます。

　最近高配当株買おうかなあって頭から離れません。
　高配当株は、いわゆる、3％年利が見込める株。100万円投資すれば、年間で3万円の不労所得です。税もかからない。何もしないより、夢がある。
　けれど、いわゆる高配当株って安全パイなんです。それよりは違う株か投資信託買おうかな。

　完全にFIREじゃない考え方というものも世間でメジャーになりつつあります。セミリタイア。
　半分は運用益（不労所得）から、半分は労働から。

　そんなかっこいいものではない。
　そんなかっこいいものとは全く接点がない。
　けれど、私今、恐らく自分の固定費プラスアルファぐらいしか、お給料がありません。じゃあ、どうやって生きていけば・・って思ったとき、そうだ。運用益だ、と勝手に思い込んでいます。
　もしもだけど死ぬぐらいなら、ぼーっとその日の運用損益みてるぐらいでも、なんとなくこの世界に左右されている、と。何となくです。何となく私なんかは寂しがりなので、世界に関わっている・・と自己満足でみていたりします。たとえマイナス何万と表示される日にも・・・・。

　【断捨離】

　終活のファイルはそんな一応細々もっている資産というか、もっている株などを記録して、息子に残しているもの。

　銀行口座とかと違って死んだら、なかったものになりそうで、怖いので記しています。

　しかし、終活の大きいパートはやはり断捨離でした。

　私の持っている家具。

　＊3段カラーボックス（以上）

　私の持っている電化製品

　＊トースター・コーヒーメーカー・ティファール、PC（以上）

　後は全部レンタルで補っています。これがすごーく肩の荷が下りるように楽です。（・・・終活を助長したくなくて書いたのにこうなった・・・。でも、例え物質的に身軽でも人は誰かが心にいると、死ねないということもあるかなーって思って。私なんかは想う専門の人だけど、そんな人がいてもいいと思うんです。）

　眠れなかった昨夜、早朝にはよく眠れるみたい。
　朝遅く起きてから、ひたすら英語を聞いていました。1000個のフレーズというものを数日前から聞いていて、今日1000個目になって、今また1から聞いていて、100個目ぐらいです。

　英検1級を受かるには500時間～1000時間必要とのこと。
　なので、5万～10万円/月の指導などもありました。

　資産形成が趣味になると、つい、この労働が1000円/時とかの感覚が薄れるのが本当によくない。時間給でなく、まとまりで考えるので、ハードルが下がるんです。これ、心理戦なんじゃないかなあ・・。

　でも今、5万円を毎月払って1級に受かろうとは、私は思わない。

　もしも、今小学生でご両親が余裕があって、未来の投資のためのお金であればそれもありかもしれないけれど。

　なので、地道に自分でじーって画面を見ながら復唱して、じーってテキストみて、それで無理なくと思っています。とれるものならとりたい。でも・・すくらんぶる同盟のセナも、『なんで女優にならないの？』って言われて、『なろうとおもってなれるもんでもなくないかい？』と心で思っていたし・・・。

　なんとなく終活だとは思ってこの数年生きてきたし、たぶん今いなくなっても、2日ぐらいで家族が片づけてくれる、それぐらいのものです。
　
　今日も特にただ生きてるだけ。
　明日は仕事なので仕事のために生きているでしょうけれど・・・。

　ある意味終活は終わってるから、今から何かを捨てなきゃっとかそういうのはないかもしれない。

　でも、何となく生きています。それだけの話でした。

　＊山本文緒さんのプラナリアは直木賞受賞作品。

　口をひらけば、私はプラナリアになりたい。
　そしたら、また再生できる。（ちょっとことばは違うと思いますが）

　乳がんになったヒロインが、そういったらもう、別れると彼氏に言われるのですが、言い続けてしまうのです。

　プラナリアって2センチぐらいらしいです。
　ミジンコは、2ミリとからしい。でもよかった。ミジンコでもちゃんと目に見える大きさです。