見出し画像

9月のはなし

あっという間に今年も9月がやってきた。

年単位なら折返しどころじゃない。2/3が終わった。年度で動く仕事なので折返しまでもう少しという感覚も同時にある。


Earth, Wind & Fireと9月

毎年9月になるとすぐに夫が「9月なので…」とつぶやきながらEarth, Wind & Fireの“セプテンバー“を流し始める。

そして必ず「でも“セプテンバー”は12月に9月21日の話をしているので厳密にはセプテンバーの歌じゃない」って注を付け加えるのが面白い。

わたしは夫と知り合ってからEarth, Wind & Fireの曲を聴くようになったのだけど、本当にかっこいい。

なんであんなにかっこいいの???

あとポプテピピックだったり、サンドウィッチマンだったりのパロディもパロディだと分かったのは夫の刷り込みのおかげだ。

’95年生まれのわたしの世代だとたぶん9月の歌といえばRADWIMPSの“セプテンバーさん”だと思う。友だちがカラオケで歌っていたり、CDを貸してくれた友だちもいた気がする。

ラッドもバンプもカラオケで友だちが歌っている曲だなぁというくらいでわたし自身はものすごくハマらなかった。

その頃好きだったひとがラッドが好きで「好きなひとが好きなアーティストを好きになりたい!」と思ってたのにあまりハマれず、告白してフラれて、高校生になってそのまま疎遠になったのを地味に引き摺ってるのかもしれない。というか多分そう。


で、大学時代みんなこぞって9月になるとストーリーに「セプテンバーさん」と投稿するのでこっそひちょっと疎外感を感じてた。

夫は4歳上なので、学生時代RADWIMPS流行ってたのでは?!とも思うんだけど9月の曲は“セプテンバー”らしいのでなんか妙にホッとしている。


夏服にしがみつく9月

社会人になって気付いたのだけど、夏服を着れる時期はすごく短い。秋冬服よりも柄物が多くて仕事着と共有しにくいのもたぶん理由のひとつだと思う。

せっかくかわいいアロハシャツを買っても1回、多くても数回しか着れない。なんてことも少なくない。


その結果、まだ秋じゃないと言い聞かせて、夏服をなんとか9月にも着ようとする未練たらたら人間が誕生する。

今日も今年京都で買ったアロハシャツを羽織っている。《しがみついて、夏。》って感じ。

夏服の浮かれた雰囲気と、軽やかさっていいよね…と気づいたときには秋が迫っている。

アロハシャツとか柄シャツをいい感じに秋にも着れるようになりたくて、今年はシアーインナーを買ってみた。上手いこと重ねて今しかできないコーデを楽しめたら良いなと思っている。


夏休みと9月

前の職場は庶務だったので8月のひとが少ない時期に必死に集中して終わらせたい業務を片付ける。上司が休みを取っているうちに精神的に楽な状態で仕事をしたい、という気持ちでお盆もがっつり出勤していた。というかお盆、電車にひとが少ないのでとても快適。

で、あまりまくった夏休を必死に9月に消化するという過ごし方だった。

仕事優先過ぎて夫に「夏休みいつ取るのか」を詰められて、泣くみたいなことも何度かあった。


異動して2年目、いまの部署は7月半ばまでと9月からが忙しいので閑散期の8月に取りきらねばならない職場だった。

7月末に帯状疱疹になって1週間休んだのでものすごくたくさん休んだような気がする。別に帯状疱疹のときは休んだというか寝込んでいたんだけど。


今年は細切れに夏休を取って野生の週休3日制を作り出した。正直めちゃくちゃ良い。人間5日も働けるようにできてない。

今日が最後の夏休だった。
来週からフルで働けるのかな…働くんだけど。

9月はシルバーウィークがある。
その前後が厳しいことになるのが分かりきっているけど、楽しく過ごせるようにコツコツと労働に勤しむぞ…

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?