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安心できる恋愛は自分で作っていけるもの
最近、彼との関係性に変化を感じてきている。
出会って2年、付き合って半年弱。
インパクトのある出来事があったわけではない。
なんというか、前と比べて彼を信頼できるようになった。
彼からの信頼も感じる。
これって、一緒に過ごしてきた時間がただただ作り出したものではないと思って、私が「これかな?」と感じた理由は4つ。
■伝える努力を怠らなくなったこと
これまでの私は、「察してちゃん」だった。
言わなくてもわかってよ。
イライラしてるの伝わるでしょ。
私のこと好きだったらこうして当たり前でしょ。
でも、彼は所詮他人。
「言わないとわからない」
これは逆もしかりで、彼が考えていることを私が全て察せるわけがない。
なのに自分だけ「察して」って、相当わがままだった。(当時は気付けなかったけど)
今は、とにかく伝える。
伝え方も気を付ける。感情任せにならないように、冷静に。
感情的になっているときは、一旦時間をおいて自分の気持ちを整理する。
それから、彼にどうして欲しかったかを言語化して、伝える。
「生理中は本当に引くくらい眠たくなるからごめん」
「今のその言葉嫌だった」
「これに今怒ってる」
「こういうときはこうしてくれると嬉しい」
「あなたの素直なところが好き」
「今日はすごく楽しかった」
小さなことから大きなことまでいろいろ。
あと、「何でわかってくれないんだろう」と彼にイラッとしたときは、「それって彼に伝えたことあった?彼は知ってること?」とワンクッション挟むことをすごく意識するようになった。
大抵は「伝えていないこと」か「1回しか伝えていないこと」。
基本的に「あぁ、彼は知らないだけだ。だから言おう。」と思うようになったからか、あまりイラッとしなくなった気がする。
*
■放っておくこと、気にしすぎないこと
これ、恋愛依存だった私にはなかなか難易度が高かった。
過干渉になってしまう。一緒にいないと。
「今何してるんだろう」「これってどういう意味で言ったんだろう」って。ありもしない妄想をして、自爆していた。
今は「何してるんだろう」って気になった時は、自分の時間に集中して彼を脳内から消し去る。
旅行に行っているときに連絡がなくて「大丈夫かな」と気になるときは「彼も大人だから死ぬようなことはない」と放っておく。
※無事に着いたかどうかの連絡は欲しいと伝えていて、それだけは彼は必ず守ってくれているから、それ以上は過剰に心配しないようにしている。
LINEでよくある「これ、本当はどういう意味で言ったんだろう?」と気になったとき。
「男の人は言ったそのままの意味で伝えている」とまず思って、気にしすぎないようにする。それでも引っかかるときは、次に会ったときに「あれってこういう意味かと思ったけど、どう?」と彼に直接聞くようにしている。
彼のことで頭がいっぱいになるほど依存していってしまうし、彼にとっても「重たい」存在になっていくんだと思う。
だから、一緒にいないときはできるだけ深追いしない、気にしない、これを意識的にやるようになった。
これまでの恋愛みたいに疑い深い言動をしなくなったから、きっと彼も「信頼してくれている」って思ってると思う。
安心できる関係をつくるための、こちら側のこういう姿勢って、結構大事なかも。
*
■彼に相談すること
知り合いがやっている飲み屋さんでバイトをしないかと誘われた。
時給もいいし、お小遣いも増えるし、「やりたい」というのが私の本音。
ただ、夜遅いしお客さんは男性(常連のおじさんばかりだけど笑)が多いから、彼は絶対に嫌がるだろうなと思った。
ここで、今までの私なら、
・やらないと勝手に決める
・彼に内緒で勝手にやる
のどちらかだったと思う。
でも今回は、彼に相談してみた。
「こういう話があって、私はやりたいけど、嫌なら全然やめる。どう思う?」と。
彼は「急でびっくりしたから、ちょっと考える時間がほしい」と言って、「信頼してるから、帰ってきたらLINEくれるのと、終わったあとにお客さんとごはんとか行かなければいいよ」と言ってくれた。
ちょっと内容が特殊だし、「嫌だとわかってるなら相談する前に断るべきだ」という人もいるかもしれないけど、これは私たちにとってベストな結果だったと思ってる。
悩んでいることを1人で抱え込まずに相談すること。
2人で話して、2人の答えを出すこと。
これを、些細なことから日頃やっていると、自然と信頼関係を築いていける。
逆の立場になってみたらわかる。
自分が嫌だと思ったことだったとしても、それを理解しているうえで、でも彼がやりたい理由をちゃんと自分にも話してくれたら、嬉しい。
彼が1人で悩んで答えを出してしまうより、私にもその悩みを共有してくれたら嬉しい。
思えば彼も、就職先を決める時、自分のやりたいことをふまえたうえでどこにしようか、私に相談してくれてた。
全部が全部話す必要はないけど、「これは」と思うことは、小さなことでも相談して、【2人で】決めるってすごく大切なことだと思う。
*
■”私と彼の”ルールを決めること
今の私は、
「彼氏 LINE 頻度」とか
「彼氏 ◯◯◯と言う 本音」とか検索しない。
LINEの頻度は付き合った日に決めた。
「生存確認も込めて、最低でも1日1回はしよう」と。
彼の本音はネットには載っていない。
だから彼に聞く。
気分が落ち込むと連絡を全然返せなくなる私に「心配になるから不安になったら1人で抱え込まずに話して」と彼は言ってくれた。
こうやって、【こういうときは、こうする】みたいな2人のルールが少しずつ増えてきた気がする。
義務ではない。
お互いのことを思えば頑張らなくてもできることばかり。
一般のルールに合わせようとしないこと。
私と彼の心地よい中間地点を見つける努力をすること。
*
初めから何ともなく彼にいえていたわけではない。
嫌われたらどうしよう。
めんどくさいって思われるかな。
って、初めはすごく悩んだし怖かった。
でもやっぱり最終的には
「彼のことは彼にしかわからないし、
私のことは言わないと彼はわからない」
という原点に戻ってきて、勇気をだして伝えるようにした。
伝える ▷ 受け止めてくれる ▷ 2人で解決する
を、些細なこと(トイレの蓋を閉めて欲しいとかも)でもとにかく繰り返して、最近やっと「彼は私のことを受け止めてくれる」という安心感が芽生えてきた。
もちろん、私も彼のことを受け止めている。
本当に、積み重ね。
最初から「信頼できる安心した関係」なんて絶対できない。
一緒に過ごす時間の中で、「信頼できる」「安心できる」努力を自分でしないといけない。
これまでの恋愛でできていなかったからこそ、すごく難しく感じていたけど、自分の気持ちを、感情的にならずに、彼に素直に話す。
きっと、これだけ。
こんなシンプルなことが、2人を安心した関係性にしていくんだと思った。
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