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駆け引きより最強な武器

先日、Twitterでお話をさせてもらった方がいて。
私も気づきをいただいたので、noteにすることにしました。

タイトルの結論から言ってしまうと、それは「素直さ」だと私は思います。

そう思う理由は、今の彼と付き合っている中で実際に体感したからです。


駆け引きってバレる

駆け引きって、バレると思ってます。

厳密に言うと、”駆け引きと思ってやる”LINEの返信を遅らせたり、男性の影をちらつかせたり、忙しいふりをしたりは、相手にバレる。

だって、目的が「駆け引き」だから。
相手を思ってする行動ではないから。

自分勝手な行動だから、されて良い気がしないです。
良い気がしないから、2人でする会話、過ごす時間に心地よさを感じられなくなって、逆に良い関係性を作っていけない材料になってしまうんじゃないかなと思います。

これまでの恋愛であらゆる恋愛テクニックを試してきても意味がなかったのは、「小手先で」やっていたからだろうなぁと。相手をコントロールしたいがための、自分本位さが根底にあったから。



駆け引きより素直さが最強だと思った実体験

①LINE

昔の私は、彼の気を引きたくてわざと連絡を遅くすることもありました。
そっけなくしてみたり。かと思いきや、急に不安や寂しさをぶつけはじめたり。

その結果、どうだったか。

「何もない」

見事に、何もない。何の効果もない。
あったのは、自分の疲労感だけ。素直でいられてないことへのしんどさだけ。

彼との距離は縮まるどころか、広がっていく。
それにまた不安になって、いわゆる「重い女」的な行動をしまくってました。
そんな信頼関係も何もない状態で将来の話や結婚の話を持ち出して別れることになる。今思えば当然の結果だったな〜と。


今は、自分の返したい時に送ります。
「自分はどうしたいか」がまず第一優先。

でも、気をつけていることが3つ。

①予定を立てるとか、早く返信すべきときはまめに返す。
②彼が誰かといると知っているときは、無駄な連絡はしない。
③LINEで密なコミュニケーションをしようとしない。

特に大きな変化があったのは、③を徹底してから。
何はともあれ、自分自身が気楽になりました。

LINEでは、伝えたいことの10%も自分の思っている通りに相手に伝わらない。

そう思うと、LINEで密に話そうとするその努力や時間がもったいないと感じるようになりました。(10%は私の感覚的な個人的な数字ですが)

「これ彼に話したいけど、今度会った時に(もしくは電話で)話そ〜」と。

彼に「今何してるんだろう…」と悩ませて気を引くより、お互いが気持ち良く気楽に連絡を取れる方が、彼も「LINEしたい、電話したい」ってなるんじゃないかと思います。

だから私のLINEは基本、超短文です。
彼もわりと同じタイプだから、LINEへの負担がお互いなくて、連絡頻度のことでぶつかったこともないです。



②気持ちを伝える

好きって言ったら負け。
みたいな、無駄なプライドがありました、かつての私。

嬉しいことをしてくれても、してくれ「ない」ことへの意識が強すぎて、文句を言ったり。「あれしてほしい」と要望を伝えてばかり。


今は、思ったことは素直に言葉にして彼に伝えています。

なぜなら、「明日死ぬかもしれないから」!!!

もし、あと1時間後に死にますとなったとしたら、頭に浮かぶのは「あれしてほしかった」じゃなくて「あれが嬉しかった」とか「大好きだった」という気持ちなはず。

だったら、それを今伝えない理由がない。
生きてるからこそ、今目の前に彼がいるからこそ、伝えるべきはそういったポジティブな気持ちだと思うんです。

・あなたの素直なところが好き。
・私のことを大切に思ってくれてるのが言動から伝わってきて嬉しい。
・さりげなく前話したこと、覚えててくれてありがとう。
・ちょっとだけど会えて嬉しかった。
・声聞けて元気でた。
・一緒に◯◯行けて嬉しい。

とにかく、ポッと頭に浮かんだこういう気持ちは、できるだけその時にすぐ伝えています。

「彼が言ってくれたから言う」じゃなくて、「私が言いたいから言う」です。
で、彼が言ってくれなくても怒らない。それは彼が言う必要がないと思っているか、言いたいと思うほど感じていないかなだけ。もしくは、言ってくれることで彼女が喜ぶと言うことを知らないだけ。


でも、最近彼が著しく変わってきたのを感じます。

「朝早くから時間作ってくれてありがとう」
(↑私が会おうと誘ったのに!)
「ちょっとでも会えたら嬉しい」
「nakoちゃんの◯◯なところが好き」
「nakoちゃんも好きそうと思ってこの本買った」

こんなこと、付き合い始めの頃は全く言わなかったのに。
私が「言ってくれ」と要望を押し付けたわけでもないのに。

「思ってることは言葉にしないと伝わらないから」は事あるごとに口癖のように私が言いまくっていたから、彼もそう思うようになってくれたのはあるかもしれないですが。

彼はもともと素直な人だったのも大きいけれど、こうやって、ポジティブな気持ちを伝え合うことがとても心地よいということを、お互いが気づけたのがとても良かったなと思います。


もちろん、悲しかったり嫌だと思ったことも、まだ勇気がいるけど丁寧に冷静に、素直に伝えるようにしています。

この間も、ん?と思ったことがありました。

そのことを、彼に伝えました。
彼のどういう行動によって、私が何で悲しい気持ちになって、だからどうしてほしいか、というのを、冷静に、ちゃんんと言葉を選んで。

すると彼も、どうしてそういうことをしてしまったかという理由と、実はあのあと言わなくて良いこと言ったと反省していた、ごめんね、と謝ってくれました。

そして彼から「これからもこうやって話していこうね」と。

彼から???そんな言葉が???出てくるとは!!!

と大感動しました。

(なぜなら、付き合い初めはこんなことで悩んでいたので。)


ポジティブな気持ちは、短く端的に。
「どういうところがどう嬉しかったか」という伝え方をします。

逆にネガティブなことは、冷静に端的に。
行き違いが起きないように、より丁寧に伝えます。
(私はノートとかに自分の感情をまとめてから話すことが多いです)

ポジティブな気持ちはLINEでもいいから、思った時にすぐ言う!
ネガティブな気持ちは、できるだけ顔を見て言う。

ここはちょっと意識しています。



私のメンターさんから教えてもらった言葉。
「過去と相手は変えられない。変えられるのは、自分と未来。」

そして、メンターさんの旦那様からもらった言葉。
「喜怒哀楽は4つとも違うけど、楽しいも悲しいもあなたの感情のたった1つに変わりはありません。感情の特別扱いをせず、彼に感情のボールを渡す感覚で伝えてみよう。彼を信じて!」


この言葉たちは特に、私の心にずっと残っていて、何かあると思い出して軌道修正する、お守りみたいな言葉です。

私ができることは、彼を変えることじゃない。
ポジティブもネガティブも私の大切な感情だと受け止めて、彼を信じて、素直に伝えること。

彼を変えたいからやるんじゃなくて、自分を大切にするためにやる。
そして、いつも素直でいること。

これからもそんな自分でいたいなと思っています。



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