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8個差彼との会話事情

私の彼は8個下。

というと、大抵の人がびっくりする。
唖然とする、に近いかもしれない。

でも少なくとも私は、
出会った頃から一緒に過ごす中で
年齢差が気になったことはほとんどなくて、
特にがんばることもなく自然な自分でいられるから、
彼といる時の自分はとても好き。

ただ、お付き合いすることになってから、
前より一緒に過ごす時間が増えて
「お、、や、、、、?」と思うことも出てきた。

それが「会話」。

なんというか、
すごく一言で言ってしまうと、
深みがないな、という感覚。

もちろん、
全ての会話がそうなわけじゃない。

ただ、周りの友達や
これまでの彼と比べてしまうと、
圧倒的に「浅い」。

一つの話題に対して、
深堀られていかない感じ。

一問一答のような、
「〜だよね?」「うん!そうだよ!」
みたいな、テンポは良いけど
厚みのない会話が多いことに気づいた。

【会話が心地良いこと】を
パートナーに求める大事な価値観として
ずっと持ち続けてきた私にとっては、
これはわりと致命的な新発見であった。

はて、どうしたものかと。

これだけで、別れる!とは
さすがになれないわけで。

悶々としていたとき、
この話をした友人にこう言われた。

「単純に、経験値が少ないだけだと思う」

・どうしたら会話が深まっていくかということ。
・会話が深まると相手のことをよく知れること。
・自分の経験値から話題を広げていくこと。

こういったことを、
知らないだけなんだと。

たしかに、8年前の自分も
どうしたら人との会話が深まるかとか、
そんなこと考えてもなかった。

妙に納得してしまった私は、
これはもう、彼が経験値を増やすことと、
私が会話の大切さを叩き込むしかねええええ
となった。

まずは、質問攻めしまくる。

「なんでそう思ったの?」
「どこが楽しかったの?」

とか。

よくよく聞いていくと、
あぁ、こんなこと考えてるんだ〜
と、彼の深いところを知れて
新たな発見がある。

で、次は、

「あなたと話すのとても楽しい」

と言いまくる。

そして、

「掘り下げて深く話すと、
 相手のことをもっと知れて良いよね」

と、アピールしまくってる。


彼の良いところ、好きなところは、
素直なところ。

だから、私がこう話すことを
「ふんふん」ってちゃんと聞いて、
取り入れようとしてくれる。

伝え甲斐があります。



前回のnoteで書いた、
「彼にはたくさん経験してほしい」
という理由はこれ。

実際に、沖縄生活1週間が過ぎて、
前は私のある話に
あまり理解できない風だった彼が、
沖縄で出会った人たちの価値観、
生き方に触れて、
「nakoちゃんが前言ってたあれ、
こういう考え方もあるから、
やってみたらいいじゃん
って思えるようになった」
と言われた。(単純か)

沖縄のゲストハウスを
転々としている人たちって、
他県から移住してきてたり
オールリモートだったり、
彼にはすごく刺激的だったみたい。

生き方の多様性だなぁと
私もひしひしと感じた。

私の話や考え方が
彼に何か影響を与えることも
もちろんあるとは思うけど、
やっぱり他から得られる何かって
きっと大きいと思う。



合わないから、もうダメ!!

と切り捨てるんじゃなくて、
私から少し歩み寄ってみようかなと
そう思えた出来事でした。


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