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思い入れのある曲シリーズ

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曲ごとに絞った解説的なもの。 良い意味でも悪い意味でも思い入れのある曲について語ります。 1ヶ月出来るだけ毎日投稿を目指す。 →31日毎日投稿終了。以降は不定期で更新。
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2022年10月の記事一覧

『飛ぶサカナ』南條愛乃(思い入れのある曲シリーズ)

『飛ぶサカナ』南條愛乃(思い入れのある曲シリーズ)

今日は声優でもある南條愛乃さんの『飛ぶサカナ』を取り上げる。

南條さんはfripsideというユニットに加入してアニソンのタイアップを立て続けに務めていた頃から認知していて、fripsideが一昔前のavex感を出していたこともあり、そういったジャンルの音楽を好む人なのだと何となく思っていた。

ところが、ソロとしてのデビューアルバム『カタルモア』にはそういった要素は見られず、よりナチュラルな歌

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『望みの彼方』GRAPEVINE(思い入れのある曲シリーズ)

『望みの彼方』GRAPEVINE(思い入れのある曲シリーズ)

今日はGRAPEVINEを取り上げたい。

少し前にボーカルの田中さんにスキャンダルがあったが、ミュージシャンに品行方正さを求めても仕方ないと思うし、歌詞の世界観が「これ大丈夫かな」と思うような曲もあったので、特にそこまでの衝撃はなく受け入れられた。

プライベートでの償いはしっかりとしてもらって、引き続き素晴らしい楽曲を生み出していってもらえればリスナーとしては満足です。

GRAPEVINEに

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『キヲク』Every Little Thing(思い入れのある曲シリーズ)

今日はEvery Little Thingの『キヲク』について。

ELTは『Shapes Of Love』辺りから認知した。
その頃は当時の流行のTK的なサウンドを踏襲していたが、五十嵐充さんの脱退があり、『愛のカケラ』以降は徐々に王道のポップスサウンドに傾倒していくことになる。

個人的にこの『キヲク』が収録されているアルバム『Many Pieces』 から『Door』の辺りまでが楽曲的にもサ

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『Make A Move』Incubus(思い入れのある曲シリーズ)

今日はIncubusについて。

ターンテーブルを操るメンバーがいることからも、いわゆるミクスチャー系のバンドとして取り上げられることが多いこのバンド。

ある程度楽器を齧った人であればほとんどの人が好きになってしまうような、そんな魅力を持つバンドだと思う。
実際、自分の学生の頃のバンド界隈の仲間はかなりの割合がIncubus好きを公言していたし、何ならIncubusに影響を受けたのが丸わかりの曲

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『brink』jizue(思い入れのある曲シリーズ)

今日はjizueというバンドを取り上げたい。

このバンドはギター、ベース、ピアノの3人編成で、ライブでは更にドラムのサポートメンバーを迎えて活動している。

ボーカルのいない(時々ギターの清水さん、ピアノの片木さんが歌っている曲はあるが)インストバンドで、ピアノが主となる弾くことが多いが、ギターがその役割を担うこともあり、ピアノもギターも両方が同時に主旋律のようなフレーズを弾くこともありといった

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『Slither』Velvet Revolver(思い入れのある曲シリーズ)

今日は懐かしのバンド、Velvet Revolverについて。

このバンドは生で初めてライブを見た海外アーティストであり、そういった意味で非常に思い出深い。

Guns N' Rosesの存在を知った頃には既にバンドは空中分解状態になっていた。
そのメンバーが過半数を占めているバンド!ということでミーハー心が働き、Velvet Revolverが始動するというニュースを聴いた時には非常にテンショ

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『HEAVEN』Janne Da Arc(思い入れのある曲シリーズ)

今日はJanne Da Arcついて。

Janne Da Arcには楽器を始めた高校生の時に特にどハマりしていて、曲を聴くと共にギターやベースのコピーもしていた。

当時現役で活動していた他のV系バンドと比べるとテクニカルな演奏を割と押し出していたので、同じタイミングでバンドを始めた周囲にもJanneのフォロワーがたくさんいたように思う。

筆者も当然テクニカルな要素に惹かれて聴いていたのだが、

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『夕立の庭』GARNET CROW(思い入れのある曲シリーズ)

今日はGARNET CROWを取り上げたい。

GARNET CROWはバンドという印象はなく、どちらかというとグループといった感じの不思議なアーティストだった。

キーボードが2人いるのもそうだし、ボーカルが元々は歌う予定の人ではなかったことも、ビーイング系のギタリスト的な派手さがないギターも、何だか色んなところでツッコミどころの多いアーティストだという印象がある。

大抵の人がそうだと思うけれ

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『アイソトープ』ACIDMAN(思い入れのある曲シリーズ)

今日はACIDMANを取り上げる。

ACIDMANを熱心に追いかけていたのは高校〜大学時代の辺りで、アルバムでいうと『創』〜『LIFE』の頃だった。

当時自分は楽器を始めたこともあり、色々な音楽を聴いて、演奏の参考になるような材料を集めようとしていた。

どちらかというと各楽器の演奏に焦点を合わせており、曲全体の構成やコード進行についってはあまり気を向けていなかった。

そんな中で、その姿勢を

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『sync feat.内村友美』坂本真綾(思い入れのある曲シリーズ)

今回は坂本真綾について。

坂本真綾は『風待ちジェット』とどちらにしようか迷った末、最近より気に入っている『sync』の方を選んだ。

この曲、feat.と付いていることからも判るように、内村友美さんとのデュエット作になっている。

school food punishment、la la larksの内村さんである。

しかも作曲は江口亮さんということで、最近新作が出ていないla la lark

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『宙』武藤彩未(思い入れのある曲シリーズ)

今日は武藤彩未さんというシンガーの『宙』という曲を取り上げたい。

この曲に関してはどのようにして出会ったのかあまり記憶がないが、確か誰かがTwitterで紹介していて、Youtubeに公開されていたPVを観たのが最初だったように思う。

観た時の感想は「若っ!」ということと、「なんとも言えない曲だけど何故かクセになるなぁ」ということだった。

前者については、この『宙』が発表された当時武藤さんは

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『Lime rain』La'cryma Christi(思い入れのある曲シリーズ)

今日はLa'cryma Christi、通称ラクリマについて。

ラクリマに対して筆者が持っているイメージは、「V系最強のバンド」だ。

ラクリマ以上に人気があったバンドは数多くいるし、メンバーそれぞれがカリスマ性を持って崇拝されているようなバンドも他に沢山あると思う。

ただそれでも、メンバー全員の演奏力に曲のバリエーションの多さ、ライブパフォーマンスの素晴らしさを踏まえた時に、V系という括りの

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『Twisted Logic』Coldplay(思い入れのある曲シリーズ)

今日はColdplayについて。

個人的にColdplayは夜に似合う音楽だというイメージがあって、その大きな要因になっているのが3rdアルバムの『X&Y』だと思う。

筆者はこのアルバムに大学生の頃出会って、夜更かしをしながらひたすら繰り返し聴いていた。

ミディアムテンポ以下の曲が大半を占めているから夜に丁度いいというのもあるが、それ以上にこのアルバム全体に夜の空気感が詰まっているように感じ

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『sky needle』Annabel(思い入れのある曲シリーズ)

今日はAnnabelの『sky needle』について。

Annabelは日本とアルゼンチンのハーフで、とても麗しいルックスのアニソン界隈のアーティストだ。

元々は同人系の音楽に携わっていたようで、そこから『My Heaven』という曲でデビューし、アニメタイアップが増えていく。

アニソンタイアップをしつつ同人系の音楽活動も継続していて、そこで出会ったと思われるschool food pun

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