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ジェンダーを考えよう

はじめに

今年はいつものような長めの記事ではなく、短めのテイストを変えた記事を書いていきたいと思います。そんな今回はジェンダーについて書いていきます。桃太郎は男であるための、女性への配慮がないとしてジェンダーフリー版の桃太郎が出されました。いやーすばらしいですねー(笑)。桃太郎のような童話にジェンダーを求めている昨今ですので、日本の妖怪にも切り込んでいきたいと思います。

妖怪さんにもジェンダーを

桃太郎が男というだけで、女に変えさせられて、桃子になりました。近所の女の子みたいですね。妖怪こそ性別を超えた素晴らしい存在であるのに、性別が残っています。妖怪に性別を設けることが女性差別を助長しています。これからの時代は妖怪の性別を取っ払っていく必要があると思います。取り上げる妖怪は水木しげる記念館を参考にしております。
雪女は雪の降る夜に現れるとされている女性の妖怪です。なぜ、女性が妖怪とされなければならないのでしょうか?これはれっきとした女性差別です。こういうイメージがあるから女性の社会進出は阻害されるのです。であれば、雪男はすでにいるので、雪人間にしてはどうでしょうか?
ろくろ首は、容姿は普通の女性で、夜になると首を伸ばして獲物を捕らえる妖怪です。まず、容姿について言及する意味がわかりません。女性は容姿が一番なのですか?そういう男性の性に消費される存在なのですか?だから、女性は虐げられているのです。夜になると首が伸びるって、またも容姿をいじるのですか?女性差別の典型としか言いようがありません。こういう妖怪について小さいころから触れているから女性への意識が昔のままなのです。
日本の妖怪に性別があることが古来より女性への差別意識を植え付けています。この問題も解決しなければ、女性は今までのように男性の奴隷のままです。立ち上がりましょう。

最後に

今回はジェンダーについて書きました。いつもはまったく逆のことを書いているのにどうした?と思われたかもしれません。これは単なるお遊びです。桃太郎を通して、ジェンダーについて考えさせるために主人公の性別を変える必要はないと思います。普通の物語でもできないことはないと思います。こういう人たちがしたいことはジェンダーを考えさせたり、弱者を守ったりしたいのではなく、自らの力を見せつけて反対派を排除することです。その過程で使えそうなものを使っているのが大半のケースです。妖怪の例では女性の妖怪については取り上げていますが、こなき爺のような男の妖怪について触れていません。ジェンダー論はたいてい女性のことしか考えていません。男女平等ではなく、男を貶めて女性を上げるといった構図です。そういう活動は融和ではなく、対立を助長します。彼らは常に争うごとを生み、そこから利益を得ようとします。金儲けを悪のように言いますが、彼らは金のなる話を常に求めています。自分の利益のためなら何でもするという姿勢はすごいですね(笑)。こういう活動家たちはどんな妖怪よりも恐ろしいです。まさに妖怪大戦争ですね。

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