#16 運転マナーについて
近年問題になっている車の運転マナー。
あおり運転による事故が一大ニュースになった。しかしそれは氷山の一角でなにも近年になって起こり始めたわけではない。
車の運転マナーは昔からあった話である。地域により運転の荒さというのもあると聞く。
◯◯ナンバーの車は喧嘩っぱやいから気をつけたほうがいいとかという情報だ。
何も◯◯ナンバーの地域の人全員がそうではないが一部の人の運転マナーのイメージによって先行される。
そんな風にテレビや雑誌が報道していなかっただけで何十年も前から運転マナーの問題はあった。それが近頃ドライブレコーダーが搭載されることにより動かぬ証拠となったのだ。
車を運転していて気が大きくなる。
僕自身も運転をするからその気持ちがわからなくもない。歩行者や二輪車は車に比べ小さいからなんとなく下の存在として見てしまうのだ。
それはどういうことかというと自分が運転している車を城か何かと勘違いしてしまうのだ。
自分の思うがままに動くこの鉄の塊の中で好きな音楽をかけて、行きたい場所に行く。それを邪魔するものは許さないなんて王様にでもなったかのような錯覚に陥りやすい空間なのかもしれない。
タクシーの乗客マナーが悪いのもまさにそれだ。客は自分が金を出して走らせているという意識があるから少しでも思い通りにいかなかったら運転手に暴行をしたりする。
困った話だ。
しかし良い運転マナーというのもある。
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