やっぱり地元の夜空がいちばんです。

【声優 佐原誠って?】

●アルビン!&しまっピーズ「サイモン」役
●カードファイト!! ヴァンガードoverDress「コイデ」役
●ぷよぷよテトリス2「スクエアス」役
●アサシンクリードヴァルハラ「オズワルド」役
●CallofDuty:ModernWarfare:Warzone「アズール」役
●ロシャオヘイ戦記「冠萱」役
●真心が届く「チェユンヒョク」役
等のボイスを担当しております。
宜しくお願いいたします!

*この動画のトークを「だいたいの形」で書き起こしました。
*動画を観る時間取れないよー!という超絶お忙しい方向け。
*あるいはテロップがわりとしてどうぞ。

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どうも、佐原です。
【声優 佐原誠のサハラジ!!】にお越しくださいましてありがとうございます!
ではさっそくサハラジオ、始めて行きますよ、というわけで今回のテーマはこちら

「忘れられない景色」

いったい何のことか。もうさっそく結論を言っちゃいます。
それは「岐阜で観た、満天の星空」ですね。

今回はそのお話をしようと思うのですが…
そもそもなぜこのお話をしようと思ったかと言うと
「実業家の前澤友作(まえざわゆうさく)氏が宇宙に行った」
というニュースをみたから!

実はもともと「星空とか宇宙とか、そこらへんの話をいつかしよう」とは思ってはいたんですよ。
佐原さん、実はそこらへんの話がそこそこ好きでございましてね。
ただ、話すのに良いタイミングがなかったので先延ばしにしていたのですが、今回、前澤氏が宇宙に行って国際宇宙ステーション(ISS)に滞在するという事で、
「いまだ!」と思い、テーマといたしました。

まぁ、宇宙に行った話と星空の話って「似てるようで違うよね」と思わなくもないんですけども。だが宇宙繋がりという事でどうかひとつ(

で、僕は前澤氏についてはまったく知らなくてですね、なんか「ZOZOっていう洋服の通販業を当てて、凄いお金持ちになった人」っていう事くらいしか知りません。
あとは最近でいうと、お金配りをしてる人?詳細はわかんないんですけど、なんかそういう慈善事業なのかな?をしてる人、というイメージです。
僕が知ってるのはそんくらいなもので、昔から特に、前澤氏の情報を追いかけたりとかしていなかったのですが、先日ネットニュースをみていたら、「前澤氏が国際宇宙ステーション(ISS)に到着したときのVTR」を発見いたしまして。

「前澤さん、そんなことしてたんだ!?」とひとしきり驚いたんですが…それはそれとして。そのVTRで、前澤氏が言った言葉がとても印象的だったんです。
それが何かというと

「本当にあったよ、宇宙が。ステーションがあったよ」。

そう仰っていたんですね。一見何の変哲もない言葉なんですけど、これって凄い言葉だなーと思うんですよ。

僕らは義務教育で、「地球の外側には宇宙という空間がひろがっているらしい」という事を習いましたので、宇宙の存在を知っているわけですね。

他にもね、
「宇宙から地球をみると、地球の形は球体らしい」とか
「その宇宙というのは重力が無い。だから宇宙にいくと、人も物もぷかぷか浮くらしい」
「そんな宇宙には、人間がつくった国際宇宙ステーション等の人の住める建物などの、人工物が漂っているらしい」
そんな事を習いましたから、僕らは「そうらしい」という事を「知ってはいる」んですね。

でも、実際、地球が丸い事をその目で確認した人とか、宇宙空間というものがどういうものか体験した人とか、宇宙に浮かぶ人工物の中に入った人って、世界で数えるくらいしかいないんですよね。数えるくらいしかいないということはつまり、ほぼ居ないということです。

でも「地球の周りには宇宙がひろがっていて、そこは無重力で、そこから地球を見ると丸い」と、「教科書に書いてあるからどうやらそうらしい」だとか「みんなが信じているからどうやら真実らしい」ということで、僕らは「見たことも行った事もない宇宙空間というものが存在する事」を「当たり前に感じている」。

まぁ世の中は広いですし、人間は多様性をもって生まれてくるようできてますから、その中には「地球平面説」というものを信じている人がいたりもするんですけども。
地球平面説というのは言葉の通り、「地球は丸くなくて平(たいら)である」という説の事です。
ある記事では、アメリカ人のおよそ4%くらいは地球平面説を信じてるとかそうでないとかっていう情報があったりもします。

彼らはなぜ地球が平(たいら)だと信じているのかというと、「丸い地球をこの目で見たことがないから」だと。
なるほど。
それって一見正しいような気もする…けど、でもそれって同時に「地球が平(たいら)だという証明にもならなくない?」なんて思ったりもしますけどね(

そもそもね。「実際この目で見たことあるもの」って、どれだけあるのでしょうかと。

例えば、今地球上で最も高さが高い建造物。これって何か。
答えは「ブルジュ・ハリファ」
ドバイにある建造物で、高さ約830m。スカイツリーが634mですから、それより200mも高いことになります。
しかも、スカイツリーは塔なのに対して、このブルジュハリファは中にホテルが入っていたり住居エリアがあったり、オフィスエリアがあったりする、「ビルとしての機能を備えた建造物」なんですね。そんなものが高さ830mもあるとかどうかしてるよと。

佐原さん高所恐怖症ですから絶対無理。入りたくありません。

ちなみにね、ドバイでは今後、1000mをこえる建造物や、最高だと2400mある建造物を建設予定らしいので、ブルジュハリファが持つ数々のギネス記録が塗り替えられるのも、時間の問題だろうと言われております。
興味あったら調べてみてください。

で何が言いたいかと言うと、僕、このブルジュハリファみたいな高い建造物が存在する事、正直信じられないんですよ。

だって意味わかんないじゃないですか。どうやってバランス保ってんの?って。
建物の片側に人々が寄ったら、重心崩れてぽきって折れそうじゃないですか。
というかそもそも、なんで自重で崩壊しないの??と。
ちょっと意味が分からな過ぎて、にわかにその存在を信じられない。

そして実際問題、僕はこの目でブルジュハリファを見たことないし、なんならドバイに行った事すらない。

でも、ブルジュハリファという高さ830mもあるという信じがたい建造物が存在する事を、疑ってはいないんですね。
何故なら、インターネット上に写真とかあるし、動画もあるし、なんか「存在することになってる」から。

もっというと、この世の中にはフランスとかイギリスとか中国とかっていう国があるらしいのですが、僕は行った事ありません。ハワイという楽園があるらしいのですが行った事はありません。が、(存在を)信じてます。

「ブガッティ・ヴェイロン」という時速400㎞出る超高級車がこの世の中には存在するらしいですが、生で見たことありません。
しかもなんか、運転席にあるボタンでウィングを出したりしまったりできるという「サイバーフォーミュラーかな?」っていう変形をするらしいのですが、僕はその様を「生で」見たことはありません。でもブガッティヴェイロンの存在は信じております。

実際問題、少なくとも僕は、行った事のない場所の存在を信じ、見たことのない物の存在を信じながら生きているわけです。
信じる理由は「存在するらしい」という情報サイトの情報と、「みんながそうだと信じているから」。

そもそも例え実はそれらが現実に存在しなかったとしても、ぶっちゃけ問題ありません。
僕の生活に影響を及ぼさないから。
どうせ影響を及ぼさないなら、みんなが信じている事を一緒になって信じよう、そういうわけでございます。

そして宇宙というものも、そんな感じで、佐原さん行った事も生で見たことも、体験した事もないのだけど、教科書に書いてあるし、なんか実在する事になってるから僕もそう信じているよ、といった感じ。前澤氏も、宇宙への認識は僕と同じだったはず。

「宇宙に飛び立つその瞬間まで」は。

でも宇宙に飛び立ち、国際宇宙ステーションに入ったその時、「そうらしい」という認識が「そうだった」に変わったわけです。

このふたつの認識のあいだには、こえられない壁がある。
その壁を、前澤氏はこえたわけですね。

そして出た言葉が「本当にあったよ、宇宙が。ステーションがあったよ」だったわけです。
何気ない言葉なんですけどね、その言葉にひそむ意味の大きさに、佐原さんワクワクしちゃいましたね。
「あぁ、前澤氏は一生ものの、とてつもなく貴重で、凄い体験をしてるんだなぁ」と。
その飾らない言葉の中にある色々な意味を想像しちゃって、佐原さんのブレインが色々な刺激を受けて、大変喜んでました(

まぁ佐原さんはビビりなので、宇宙とか怖すぎて行けないなぁーと思ってたんですけども。
でもね、「無料で連れて行ってあげるよ」とか言われたら行きたいな。体験してみたい。
怖いもんは怖いんですけどね。でもその恐怖に勝る魅力が、宇宙にはある。

まぁ悩んだところで、佐原ごときにゃ行けやしませんけどもね(

でもですね、実はその昔、どうやったら宇宙飛行士になれるんだろうとか調べたことあります。
それにまつわるお話も別の機会にしたいと思いますが、今回は割愛します。

まぁ佐原さん性格がビビりですから、宇宙に行くことはないと思うんですけども、宇宙について考えたり、星を眺めるのは昔から好きでした。

佐原さんは中学卒業まで、岐阜県岐阜市にいたんです。
岐阜県岐阜市というのは、おそらく岐阜でもっとも栄えた場所だと、佐原さん勝手に思っております。異論は認めます(

もうかなり前の話なので今は状況が変わっているかもしれませんが、そんな岐阜県イチ栄えてたはずの当時の岐阜市。
めちゃくちゃ田んぼが多いんですよ。栄えてるはずなのに。

住宅街っぽいところでも、住宅面積より田んぼの面積のほうが多いんじゃない?ってくらい田んぼが多い。
スーパーとか薬局のとなりに田んぼがあって、その、向こう側に民家、そしてその隣も民家だけど、その隣は田んぼ、みたいな感じ。
人間のために田んぼがあるはずなのに、田んぼのために人がそこで暮らしてる、みたいな感じになっている岐阜県岐阜市。

場合によっては、民家のまわりに、カタカナのコの字のかたちで田んぼが展開していたりする。
そしてそのコの字の田んぼは、何故かその家に住んでる人の所有物ではない。

そんな感じで「誰が所有しているのかわからんけども稼働はしてる田んぼ」というのが、街のあちこちにあるんですね。

だけども田んぼの間には、近代的な建築のお家やマンションが立ち並ぶ、なんだか不思議な感じになっているんですけども、その田んぼの多さに反比例して、街灯がめっちゃ少ないんですね。

あくまで佐原さんが住んでいた当時の話なんですけども、田んぼのまわりはもちろん街灯はないし、家が立ち並ぶ住宅街すらも街灯がなく、じゃあどこに街灯があるのといえば、大きな道路のまわりには薄暗い街灯がある、そんな感じなのです。

おまけにお店も、20時で閉店するお店が非常に多いので、わりと早い時間に町全体が明かりを落としちゃうんですね。
ですからね、佐原さんが昔暮らしていた岐阜県岐阜市は、家やマンションやお店はけっこうあるくせに、夜はめっちゃ暗いんですよ。

22時とかに外を移動するならば、道によっては懐中電灯ないと移動困難なくらい。
東京だったらどこもめちゃくちゃ明るいからそんなもの持つ必要ないんですけど、岐阜は無理。
自転車についてる照明なんて命綱。強く光るヤツじゃないと危なくて夜は自転車乗れない。

そんくらい町全体が暗かったんですね。
少なくとも僕のまわりは。
なので夜行性な人にとってはなかなか辛い環境ではあるのですが…でも逆に、とてもいいこともありました。

それは、「夜空がめっちゃ綺麗」な事。

家のベランダからでも、満天の星空をみることができるんですね。

なので佐原さん、よく夜はベランダに出て、あるいは近くの、田んぼに囲まれた広い場所に行って、星空を眺めたりしてました。
あとは近所の公園にいって、鉄棒で逆上がり的な事をして空を見たり。
そうするとね、足元に星空が広がってるような感じがして、とても気持ち良かったんですよ。

まぁ小中の子供がその時間に外出ていいの?って言われると、ダメなんですけどね(
佐原さんヤングケアラーだったのでまわりに大人もいないし、別に良いかと。いやよくないんだけど。
これを聴いてる良い子の君、夜に外出る時はご両親に付き添ってもらってね!!
佐原さんのマネしちゃだめだよ!!

でですね、高校から東京に出てきた事は特に後悔していないのですが、それでもたまに岐阜に未練を感じる事があるとすれば、それは「きれいな星空がみれなくなったこと」ですねぇ。
そう素直に思えるくらい、岐阜の星空はきれいでございました。

おまけにね、岐阜ってめっちゃ空気も綺麗なんですよ。
東京から新幹線にのって岐阜羽島駅まで行き、電車からホームに降りたら深呼吸してごらんなさい。空気がおいしすぎてビビりますので。
すっと肺に空気が入ってくるんですよ。すっと。
日頃どんだけ汚い空気吸ってんだって事、実感しますので。
そのくらい空気がきれいな事も、星空がきれいに見える理由のひとつだと思います。

東京の繁華街の高層ビルにのぼって、夜景を見るのも綺麗だと思います。
でもね、きれいな星空って、その夜景の美しさとまったく別次元で、圧倒的に美しいんですね。

この凄さは、実際にみてみないとわからない。
田舎の星空をみたことがない方、ぜひ一度見てみてくださいね!
絶対、一生忘れられない思い出になりますので!!

そんなわけで、「忘れられない景色」いかがでしたでしょうか。
冒頭の前澤氏の話、まったく関係ないやないかいって声が聞こえてきそうな話になってしまいましたけども。

サハラジオを聴いてくださっているあなたも、「忘れられない景色」あるでしょうか。

てなわけで、今回も最後まで聴いて下さって、ありがとうございました。
それでは、またね!



【了】



佐原誠のTwitter
https://twitter.com/this_is_makotoS

佐原誠のYouTube
https://www.youtube.com/channel/UCHa8f1Jojqwt_oPHP0V0Gvg

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