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ヤックの拙い文豪紹介

太宰:第一回“ヤックの拙い文豪紹介~♪”

敦:な、なんですか、太宰さんいきなり┄┄

太宰:はい、拍手~👏👏👏

敦:ワ~イ、パチパチパチ~って違うでしょ! なんですか、その“ヤックの拙い文豪紹介”というのは?

太宰:ほら、私達『文豪ストレイドッグス』の登場人物の多くは実在した文豪の名を懐く者達だろ?
それでこのヤックってのが私達のモデルとなった文豪の先生方のことをちょ~っとばかり紹介したい♥ってことで

敦:はぁ┄┄。で、肝心のヤックさんはどうされたんですか?

太宰:それがねぇ、本人曰く、
「今更多くの人が知っていることを発表したって恥ずかしい。自分なんかが文豪の先生方について語るなんて烏滸がましい。
第一、人前で何かするなんて性に合わない」って駄々をこねて現在、花袋さん状態だよ。

敦:それで、なぜ僕達がここにいるんです?

太宰:それはね、敦君。決まっているだろ?
『武装探偵社は困っている人達の味方』だからだよ♡

敦:はぁ😞💨(なんか、厄介な人と関わりあっているな、太宰さん)。
ところで、紹介ったってどうするんです?結構大勢いますけど?

太宰:そうだなぁ┄┄。まあ、やってみたらなんとかなるんじゃない?

敦:そんな、無責任な┄┄

太宰:ということで、第一回目の文豪は┄┄


太宰:『山月記』でお馴染み、中島敦先生・その①~👏👏👏
ということで敦君、中島敦先生の紹介、よろしく😉👍️🎶

敦:えぇ~っ?僕がですか?

太宰:当然だろ?自分のモデルになった人だよ。自分で紹介しなきゃ。ハイ、これ

そう言うと、太宰は敦に数枚の紙を手渡した。

敦:わ、わかりました。(もう太宰さん、言い出したら聞かないからな)
それでは、僭越ながら、中島敦先生について少しお話させていただきます。

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